“豪華な頂上決戦”に現地も大興奮だ。

　現地10月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地でニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第６戦に「１番・DH」として先発出場し、６回の第４打席で中前適時打をマークするなど、４打数２安打１打点、１四球と活躍。チームも10対５と快勝を収め、2020年以来４年ぶりのワールドシリーズ（WS）進出を決めた。

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　最高峰の舞台で待ち受けるのは、ニューヨーク・ヤンキースだ。地区シリーズでカンザスシティ・ロイヤルズを３勝１敗で下し、クリーブランド・ガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズには、４勝１敗で勝利。アーロン・ジャッジ、フアン・ソト、ジャンカルロ・スタントンといった強打者揃いで、ゲリット・コール、カルロス・ロドンら先発陣も安定している。
  　ドジャースvsヤンキースのカードを受け、MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は、Xを更新。「大舞台で大スターを出すのに苦労してきた野球界だが、オオタニ、ムーキー（・ベッツ）、フレディ（・フリーマン）、ジャッジ、ソト、スタントン、コールが出場するWSは、このスポーツにとって大きな意味を持つだろう」と興奮を隠せない様子だ。

　さらに、全米野球記者協会（BBWAA）会員のカイル・グレイザー記者は、ペトリエロ氏と同じくスター選手の名前を列挙し、「シートベルトを締めよう。これは面白くなりそうだ」と投稿。米スポーツ専門局『Fox Sports』でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、「ドジャースvsヤンキースのWSが決定。オオタニvsジャッジ。ワイルドだ」と発信していた。

　現地25日に開幕するドジャースvsヤンキースの名門対決。世界一をかけた彼らの戦いぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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