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MLB通算173勝“フェルナンド・マニア”大旋風を巻き起こした…ドジャースのレジェンド左腕バレンズエラ氏が63歳で死去

THE DIGEST編集部

2024.10.23

10月22日に古巣ドジャースから訃報が伝えられた伝説的投手のバレンズエラ氏。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは10月22日(日本時間23日)、MLB通算173勝を挙げた球団のレジェンド左腕投手フェルナンド・バレンズエラ氏が死去したことを発表した。63歳だった。

 メキシコ出身のバレンズエラ氏は1979年にドジャースと契約。マイナーリーグを経て、1980年に一軍デビューを果たした。翌年81年の初登板から自慢のスクリューボールを武器に新人としてMLB最長の開幕8連勝を挙げ、「フェルナンドマニア」と呼ばれる熱狂的なファンが出現するなど、社会現象を巻き起こした。

 MLB通算173勝153敗、防御率3・54、2074奪三振をマーク。81年に新人王、最多奪三振賞、サイ・ヤング賞、シルバースラッガー賞(投手部門)、83年にシルバースラッガー賞(投手部門)、86年に最多勝利賞、ゴールドグラブ賞を受賞するなど輝かしい成績を残している。

【動画】ドジャース伝説的投手・バレンズエラ氏の当時の映像
 そのためバレンズエラ氏が付けていた背番号「34」はドジャースだけでなく、メキシカンリーグ(LMB)の全ての球団において永久欠番になっている。

 現役引退後は古巣ドジャースのスペイン語中継の解説者として活躍していた。

 ド軍の伝説的左腕の訃報に同球団は、同日にSNSを更新。「ドジャースは伝説の投手フェルナンド・バレンズエラの死を悼んでいる」と綴り、次の投稿では当時の映像とともに「フェルナンドマニアよ永遠に」と記し、追悼した。

構成●THE DIGEST編集部

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