あまりにも劇的な幕切れに日本列島が熱狂した。

　現地10月25日、MLBワールドシリーズ（WS）の第1戦が行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でニューヨーク・ヤンキースと対戦。試合はジャック・フラハティとゲリット・コールの両先発が好投をみせるなど拮抗した展開となり、２対２のまま延長戦に突入した。
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　10回表にドジャースは１点を勝ち越される大ピンチ。裏の攻撃で２死満塁というヒリヒリした局面で登場したのが、３番のフレディ・フリーマンだった。ここで百戦錬磨のレジェンドは左腕ネスター・コルテスが投じた初球のフォーシームをジャストミートし、逆転のグランドスラムを完成させたのだ。
  　現地で実況放送したNHK-BSは、池野健アナウンサーが満塁ホームランが入った直後から30秒間に渡って言葉を発さず。解説の田中賢介氏は「球場が本当に揺れてますね。さすがにこの展開は予想できなかったです」と絶句した。

　ドジャースは鮮やかな逆転劇で先勝。明日開催の第２戦では山本由伸が先発登板する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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