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「母を10歳で亡くしているフレディは父に育てられた。2人の絆はかけがえのないもの」劇的満塁弾のフリーマン、試合後に父親と喜び共有「感動的な瞬間」とファン感涙

THE DIGEST編集部

2024.10.26

ワールドシリーズ初戦のヤンキース戦で劇的サヨナラ満塁アーチを放ったフリーマン。(C)Getty Images

 現地10月25日に行なわれたワールドシリーズ初戦で、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースに6対3で勝利。2対3と1点ビハインドで迎えた延長10回裏、フレディ・フリーマンがサヨナラ満塁弾を放って試合を決めた。

『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、ワールドシリーズでのサヨナラ満塁弾は史上初。ポストシーズン全体では、2011年のリーグ優勝決定シリーズでテキサス・レンジャーズのネルソン・クルーズが放って以来、二度目の記録だという。

 フリーマンはレギュラーシーズンの最終盤、現地9月26日のサンディエゴ・パドレス戦で右足首を捻挫。ポストシーズンでは欠場を挟みながら強行出場を続けてきた。フリーマンの本塁打はレギュラーシーズンの9月16日以来で、ヤンキース戦の劇的満塁弾が今ポストシーズン第1号だった。
【動画】フリーマンがバックネット裏の父親と喜びを分かち合った

 サヨナラ満塁アーチを放ったフリーマンは試合後にバックネットに駆け寄り、頂上決戦を見守った父親フレッドさんと喜びを分かち合った。フリーマンは父親について、「父は私が小さい頃から毎日バッティング練習をさせてくれた。だからこれは私の瞬間ではなく、父の瞬間なんだ」と語った。

 父親と勝利を喜び合い、感謝を口にしたフリーマンについて米ファンは感涙。「母を10歳で亡くしているフレディは父親に育てられた。2人の絆はかけがえのないもの」「ああ、これは完璧だ」「まさに映画のワンシーン」「父親と息子の愛」「愛情深い父親と息子だな」「幸せな一家」「感動的な瞬間」「美しい絆で結ばれている」「父親はフレディを誇りに思っているだろう」「なんて美しいんだ」「お父さん、感無量だろうな」などと、SNSに想いを綴っていた。

構成●THE DIGEST編集部

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