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MLB

「ジャッジを活性化させるために...」ヤンキースOBのAロッド、WS第3戦に向け打順の変更を提案「もうシリーズは終盤に差し掛かっている」

THE DIGEST編集部

2024.10.28

9打数1安打、打率.111、長打は1本もなく、6つの空振り三振。自身初出場のワールドシリーズで大不振に陥っているジャッジ。(C)Getty Images

9打数1安打、打率.111、長打は1本もなく、6つの空振り三振。自身初出場のワールドシリーズで大不振に陥っているジャッジ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズで0勝2敗と劣勢に立つニューヨーク・ヤンキースに対し、Aロッドの愛称で知られるOBのアレックス・ロドリゲスが打順の変更を提案した。ヤンキースの地元紙『New York Post』が報じた。

 ポイントは、ワールドシリーズで9打数1安打、打率.111、長打は1本もなく、6つの空振り三振を喫している大砲アーロン・ジャッジの起用法だ。不振の主将を復活させるために、これまでの3番から2番に打順を繰り上げる提案をした。
【動画】ジャッジを3打数無安打、2三振に打ち取った“山本由伸ハイライト”
 
「ジャッジを少しでも活性化させるために、ジャッジを2番に置いて、2番のフアン・ソトを3番にする。もはやシリーズは終盤に差し掛かっており、ましてやジャッジを先発から外すようなら、シリーズは短いものになってしまう。ジャッジの後ろにソトを置いて、4番のジャンカルロ・スタントンまで右打者、左打者、右打者と交互に置くことで、相手ブルペンにマッチアップの問題をつくることができる」

 実際に第2戦の初回、1番のグレイバー・トーレスを二塁走者に置いて打席に入ったジャッジは空振り三振に終わり、9回にも安打のソトを二塁に置いた場面でジャッジは空振り三振。9回のシーンでは4番のスタントンが安打を放って、ソトが生還した。ジャッジを2番に置き、ソト、スタントンを並べることで打線のつながりを期待するというアイデアだ。

 2022年に62本を放ってア・リーグの本塁打記録を更新し、今シーズンも58本塁打でア・リーグのホームラン王に輝いたジャッジ。自身初出場のワールドシリーズで、はたして本来の打棒を取り戻せるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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