現地10月28日、MLBワールドシリーズの第3戦が行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でニューヨーク・ヤンキースと対戦。左肩の負傷が心配された大谷翔平はこの日も1番・DH(指名打者)でスタメンに名を連ねた。
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第1打席に四球で出塁すると、第2打席はセカンドゴロ、第3打席は三振と凡退。迎えた7回表の第4打席は相手左腕ティム・ヒルの速球を捉え切れずにサードへのファウルフライに終わり、第5打席は死球でふたたび出塁した。3打数0安打2死四球ながら、相手投手陣に与えた威圧感は並大抵ではない。
第2戦の盗塁時に負傷した大谷だが、短い離脱期間にチームのグループチャットに英字メッセージを送っていたことが判明した。仲間たちの証言によると「大丈夫。プレーすると思うよ」と決意のほどを書き込んでいたという。
第3戦終了後の記者会見でこのメッセージについて問われた大谷は、「出られるという気持ち。検査を受けて処置をすれば出られる状況ということだったので、それに対して自分のベストを尽くしますよという」と回答。そのうえで、「チームの士気だけは下げたくないですし、フレディ(フリーマン)もそうですけど、怪我人がいるなかでみんなが万全の状態でかならずしも出ているわけではない。痛みを抱えながら出ている選手も多いので、そのなかで自分のできることをしっかりやれればいいかなと思っています」と続けた。
第3戦も投打が嚙み合ったドジャースが4対2で勝利して3勝0敗。4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇に王手をかけた。
構成●THE DIGEST編集部
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