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「ド軍と同じ土俵に立つ気配すらない」ヤ軍の“期待外れ”シリーズに地元紙が辛辣批判「15年かけてWSに復帰したが...」「異常に弱いリーグを勝ち抜いた」

THE DIGEST編集部

2024.10.29

ヤンキース主砲のスタントン(左)、ジャッジ(中央)、ソト(右)。(C)Getty Images

 MLBニューヨーク・ヤンキースは現地10月28日、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第3戦に臨み、2-4で敗れた。0勝3敗と追い込まれた名門球団に地元メディアも落胆の色を隠せないようだ。

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 地元メディア『New York Post』はヤンキースのここまでの戦いぶりを「ドジャースと同じ土俵に立つ気配すらなく、WSで戦うにふさわしくない」「ヤンキースは15年かけてようやくWSに復帰したが、彼らはまるでいないかのようだ」と辛辣批判。ジャッジが「史上最高の選手として君臨」できていないことに加え、ヤンキースに分があるとされていた先発陣のパフォーマンスが正反対の結果となったことが原因だと分析した。

 また、特に同メディアが疑問を投げかけたのがリーグのレベル。「ヤンキースが94勝したのは、はるかに劣ったリーグのように感じられる。ドジャースはパドレスとメッツという2つのはるかに優れたチームと対戦してここにたどり着いた」「彼らが異常に弱いリーグを勝ち抜いたことで我々は過大評価していたのか」とし、レギュラーシーズンで再建途中のメッツにさえ4戦4敗を喫していたと振り返った。

 ヤンキースは、ホーム3連戦となったレギュラーシーズンでの対ドジャース戦も1勝2敗と負け越している。一方、ポストシーズン進出チームの中ではフィラデルフィア・フィリーズ(3勝0敗)、ミルウォーキー・ブルワーズ(2勝1敗)、サンディエゴ・パドレス(2勝1敗)には勝ち越しているため、一概にリーグのレベルの問題とは言えないが、ドジャースが今回のポストシーズンで最も順調に勝ち星を重ねているように見える相手は、今のところヤンキースで間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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