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決して本調子でなくても… 大谷翔平の“絶大な存在感”にデーブ大久保氏&五十嵐亮太氏も唸る!「相手に抑えなきゃいけない重圧があったと思う」

THE DIGEST編集部

2024.10.29

初回、大谷が四球で出塁すると、3番のフリーマンに2ランが飛び出した。(C) Getty Images

 野球解説者の「デーブ大久保」こと大久保博元氏と五十嵐亮太氏が10月29日、TBS系『ゴゴスマ』にリモート出演。左肩の負傷を押してワールドシリーズ第3戦に強行出場した大谷翔平の"存在感の大きさ"について解説した。

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 大谷は本拠地での第2戦、7回裏2死の場面で二盗を試みるもタッチアウト。この時、スライディングをした際に左肩を亜脱臼し、第3戦の出場が危ぶまれていた。それでも、中1日で行なわれた敵地での第3戦にもスタメン出場。結果は3打数無安打で2四死球となっていた。

 ノーヒットに終わり、試合中の走塁などからも明らかにベストコンディションではなかった大谷。しかし、大久保氏は、初回に飛び出したフリーマンの2ランは先頭打者の大谷の存在感が大きかったとし、「後ろの選手に本当にいい影響を与えている。もちろんフリーマンのバッティングも素晴らしいが、それを呼び込んでいるのは大谷選手の存在。それは(相手)バッテリー、とくにキャッチャーは感じていますよね。分かっていても防ぎようがない。大谷選手の存在が大きすぎて」と絶賛した。

 一方、五十嵐氏は投手の視点から、大谷が先発クラーク・シュミットに対して重圧を与えていたとし、「ヤンキースは2連敗しているので、なんとか先頭バッターの大谷選手を抑えなきゃいけないということでプレッシャーがあったと思う。その分、(シュミットは)力が入ってしまって、ストライクが1球も入らずフォアボールになった。大谷選手の存在感があの打席で感じられました」と指摘している。

 大谷らしい一発はみられなかったが、プロの視点からは大谷の"存在感"がひしひしと感じられていたようだ。

構成●THE DIGEST編集部
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