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「ベンチに下げるべきだ」WS打率.083&12打数7三振と大不振のジャッジを“伝説の本塁打王”がバッサリ! NYファンも「まさにその通り」「刺激が必要」など追随

THE DIGEST編集部

2024.10.30

極度のスランプに陥るジャッジ。ワールドシリーズで12打数7三振と状況は深刻だ。(C)REUTERS/AFLO

 現地10月28日、MLBワールドシリーズの第3戦が行なわれ、ニューヨーク・ヤンキースは本拠地でロサンゼルス・ドジャースと対戦。2対4で敗れ、0勝3敗の崖っぷちに追い込まれた。
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 この日も主砲アーロン・ジャッジのバットから快音は響かず。シリーズ開幕の2戦で6三振を喫して非難を浴びた32歳は、第3戦でも空振り三振、レフトフライ、ピッチャーゴロと凡退を続ける。第4打席で四球を選んで久々に出塁したものの、最後までヒットは放てなかった。

 レギュラーシーズンで打率.322をマークし、本塁打王(58本)と打点王(144点)を獲得して三冠王まであと一歩だったジャッジ。しかしながらポストシーズンはここまで43打数6安打20三振で打率.140、本塁打2、打点6とからっきしで、ワールドシリーズに限れば12打数1安打7三振で打率.083、本塁打ゼロ、打点ゼロとさらに深刻な事態に陥っている。

 そんなジャッジの大不振を受けて、かつてオークランド・アスレティックスで一時代を築き、ヤンキースでもプレーしたホセ・カンセコ氏が提言。1988年にシーズンMVP、2度の本塁打王に輝いた60歳は公式Xを更新し、「アーロン・ジャッジはベンチに下げるべきだ」と私見を述べた。
 
 この投稿に対してファンからは同調する意見が大多数を占めた。「さすがよく分かっている」「まったくもってその通り」「重圧に潰されてしまったからな」「打順を下げるだけでもいい」「ブーン(監督)も下げろ!」「今のチームには刺激が必要だ」など、さまざまな声が寄せられている。

 後がないヤンキースは今季チーム2位の15勝を挙げた右腕ルイス・ヒルが先発登板する予定だ。だが勝利を飾るためには、やはりジャッジを軸とする打線の爆発は欠かせない。ブルペンデーとなるドジャース投手陣を切り崩し、敵のチェックメイトを阻止できるか。なおワールドシリーズの歴史上、0勝3敗のチームが4連勝して戴冠したケースは一度もないという。

構成●THE DIGEST編集部

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