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大谷翔平が仲間に送った粋なコメント、LAファンの反応はイマイチ? 理由は過去の“悪夢”「僕たちはその話に弱いんだ...」「前回はスイングが台無しに」

THE DIGEST編集部

2024.10.30

仲間をメッセージで元気づけた大谷。(C)Getty Images

仲間をメッセージで元気づけた大谷。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地10月29日、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・指名打者」として先発出場。試合には4-11と敗れたものの、4打数1安打を記録した。

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 現地10月26日の第2戦で盗塁を試みた際に左肩を負傷し試合を離脱した大谷。米大手メディア『ESPN』によれば、他の選手、スタッフに心配をかけないように試合後の空港行きのバス内にいた選手らへグループチャットでメッセージを送ったという。内容は以下の通り。

「ナイスゲームだ、みんな。前回は(コディ・)ベリンジャーの肩が脱臼した。今回は自分の肩が脱臼した。これはチャンピオンにとって良いサインだ」「明後日もベストを尽くしてプレーする。ニューヨークで会おう」

 ドジャースに在籍していたベリンジャーは2020年のナ・リーグ優勝決定シリーズ第7戦で決勝本塁打を放った直後にエンリケ・ヘルナンデスと前腕を当てあうセレブレーションをした際に右肩を脱臼。しかしその後のWSに出場し世界一に貢献した。そのような球団の過去の出来事を持ち出したウィットに富んだメッセージで仲間を安心させた大谷にはMLBファンから大きな称賛の声が集まった。

 一方でベリンジャーは短縮シーズンだった20年に打率.239、OPS.789、12本塁打を記録。ナ・リーグMVPを獲得した19年に続き活躍していたものの、翌21年は打率.165、OPS.542、10本塁打と成績は急降下、22年シーズンも低調に終わった。そのような経緯もありドジャースファンは「僕たちはその話には弱いんだ...」「ちょっと不吉なコメント」「前回はベリンジャーのスイングが台無しになった」と意外にも微妙な反応だった。

 第3、4戦ではやはり肩を気にしてかばっている様子が見えた大谷。現地10月30日の第5戦で世界一を決めることができるか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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