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「いつもあの壁をパトロールしているんだ」ベッツへの愚行に及んだヤ軍男性ファンが衝撃発言を連発! まさかの“出禁処分なし”&反省なしで第5戦も観戦か

THE DIGEST編集部

2024.10.30

まさかの蛮行に晒されたベッツ。男性ファンたちは即退場を命じられたが…。(C)Getty Images

 現地10月29日、MLBワールドシリーズの第4戦が行なわれ、ここまで3勝0敗と優勝に王手をかけているロサンゼルス・ドジャースは敵地でニューヨーク・ヤンキースと対戦。1回表にフレディ・フリーマンのMLB新記録となる"WS6戦連続ホームラン"で2点を先制したドジャースだったが、この日はブルペンデーの投手陣が持ちこたえられず。終わってみれば4対11の逆転負けで、通算成績は3勝1敗となった。
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 前代未聞のハプニングが起こったのは1回の裏だった。ヤンキースの1番であるグレイバー・トーレスの打球がファウルエリアに飛び、右翼のムーキー・ベッツが即反応。見事に観客席のフェンス際でキャッチするスーパープレーを披露したところ、なんとヤンキースの男性ファンふたりがベッツのグラブを掴み、ボールを奪い取ろうとする蛮行に及んだのだ。

 両腕をロックされ、ひねられるような格好になったベッツは怒り心頭。愚行を犯した男性2名は悪びれる様子もなく、その後警備員によって強制退場を命じられる。ネット上にはすぐさま非難の嵐が吹き荒れた。

 米ネットワーク『ESPN』は退場となった後の両者を追跡調査。ベッツのグラブを掴んだ男性ファンはシーズンチケットホルダーで、トラブルになることは分かっていたが、あえてベッツのグラブからボールを奪う選択をしたという。そのうえで、今回のようなファウルボールが来れば、同じくベッツの腕を引っ張った友人と"シナリオ"を描いていたと説明。「チームを助けるためにできることをしようと冗談を言い合っていたんだ。わざわざ攻撃はしないよ。ただボールが自分たちのエリアにあれば、ディフェンスをするだけさ」と言い放った。
 
 さらに「自分が間違っていると思ったから、やってすぐに"ボーイズ、俺は出ていくよ"と言ったんだ」と振り返り、「私はいつもあの壁をパトロールしているんだ。そのことは周りのみんなも知っているよ」と話し、反省や謝罪の言葉は発しなかった。

『ESPN』は「彼ら2名は強制的に退去させられたが、第5戦には戻ってきてもいいと言われたと言っている。我々はヤンキースに本当かどうかの事実を確認したが、すぐに返答は得られなかった」と報道。男性ファン2名は、出入り禁止などの処罰は受けておらず、第5戦も観戦可能と主張しているようだ。

 一方のベッツも試合後に報道陣からヤンキースファンの蛮行に関して問われ、こちらはクールに回答した。「勝敗とは関係ない。彼らが僕の手を掴んだことも知らなかった」とさらりと話し、「僕たちは負けたんだ。それは関係ない。僕は大丈夫だ。試合に負けたから、そのことに集中している。ページをめくって明日に備えるんだ」と前を見据えた。

構成●THE DIGEST編集部

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