ワールドシリーズ(WS)で好調なのがロサンゼルス・ドジャースのフレディ・フリーマンだ。アトランタ・ブレーブス時代にプレーした2021年WSの第5戦のソロ本塁打、世界一となった第6戦のソロ弾に続き、ニューヨーク・ヤンキースとの今シリーズでも初戦で逆転サヨナラ満塁アーチ。さらに第2戦でソロ、第3戦で2ラン、そして第4戦でも2ランを放ち、MLB記録となる脅威のWS6戦連発を記録している。
フリーマンを指す"ヤンキースキラー"というフレーズが米メディアで盛んに使われているなか、今シリーズの対戦相手ヤンキースの地元紙『New York Post』は、第4戦の試合後に「21年シーズン終了後のオフ、FAのフリーマンがドジャースと契約する前にヤンキースと契約しなかった理由」と題した記事を出した。
「3年前、なぜヤンキースはフリーマンと契約しなかったのか? 当時、ヤンキースはブレーブスからFAになったフリーマンに興味を持っていると言われていた。しかし不思議なことに、ヤンキースとの最初の交渉以降、移籍の噂がほとんど聞かれなくなった」
【動画】WS第4戦でフリーマンが放った2ラン本塁打!
21年シーズン終了後に、ヤンキースは21年7月にトレードで獲得したアンソニー・リゾと再契約。フリーマンではなく、同じ左打者の一塁手のリゾを選択した。
「ヤンキースがなぜフリーマンと契約しなかったのか。その理由がようやく明らかになった。ヤンキースの関係者によると、フリーマンはニューヨークを望んでいなかった。本人はまずアトランタ残留を希望し、それがかなわないのならロサンゼルスに行きたいと思っていた。別の事情に詳しい人物も、フリーマンはやはりブレーブスかドジャースを望んでいたと語った」
同紙によると、ブレーブスはフリーマンに対して5年1億4000万ドル(当時約161億円)のオファーを送ったというが、6年契約を望んでいたフリーマンは、故郷カリフォルニア州オレンジ郡にほど近いドジャースとの6年1億6200万ドル(約186億円)を選択。そしてブレーブスはトレードで獲得したマット・オルソンと8年1億6800万ドル(約193億円)で契約している。
「自ら希望した球団のドジャースで身を粉にして奮闘しているのは、当然のことだ」
当時、獲得に動いたヤンキースとのワールドシリーズで大活躍しているフリーマン。現地30日に行なわれる第5戦では、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「醜悪な妨害行為だ!」好捕したベッツに襲いかかったヤ軍男性ファンたちの愚行をNY地元紙も厳しく糾弾!「彼らは動物園から脱走してきた」
フリーマンを指す"ヤンキースキラー"というフレーズが米メディアで盛んに使われているなか、今シリーズの対戦相手ヤンキースの地元紙『New York Post』は、第4戦の試合後に「21年シーズン終了後のオフ、FAのフリーマンがドジャースと契約する前にヤンキースと契約しなかった理由」と題した記事を出した。
「3年前、なぜヤンキースはフリーマンと契約しなかったのか? 当時、ヤンキースはブレーブスからFAになったフリーマンに興味を持っていると言われていた。しかし不思議なことに、ヤンキースとの最初の交渉以降、移籍の噂がほとんど聞かれなくなった」
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21年シーズン終了後に、ヤンキースは21年7月にトレードで獲得したアンソニー・リゾと再契約。フリーマンではなく、同じ左打者の一塁手のリゾを選択した。
「ヤンキースがなぜフリーマンと契約しなかったのか。その理由がようやく明らかになった。ヤンキースの関係者によると、フリーマンはニューヨークを望んでいなかった。本人はまずアトランタ残留を希望し、それがかなわないのならロサンゼルスに行きたいと思っていた。別の事情に詳しい人物も、フリーマンはやはりブレーブスかドジャースを望んでいたと語った」
同紙によると、ブレーブスはフリーマンに対して5年1億4000万ドル(当時約161億円)のオファーを送ったというが、6年契約を望んでいたフリーマンは、故郷カリフォルニア州オレンジ郡にほど近いドジャースとの6年1億6200万ドル(約186億円)を選択。そしてブレーブスはトレードで獲得したマット・オルソンと8年1億6800万ドル(約193億円)で契約している。
「自ら希望した球団のドジャースで身を粉にして奮闘しているのは、当然のことだ」
当時、獲得に動いたヤンキースとのワールドシリーズで大活躍しているフリーマン。現地30日に行なわれる第5戦では、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
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