ワールドシリーズは第4戦まで消化し、ロサンゼルス・ドジャースが3勝、ニューヨーク・ヤンキースが1勝。現地10月30日にはヤンキー・スタジアムで第5戦が行なわれる。
現時点でワールドシリーズのMVPレースは、今シリーズ4戦4発、2021年のワールドシリーズから数えて6試合連続で本塁打を放っているドジャースのフレディ・フリーマンが圧倒的トップを走っている。
そんななか、米メディア『FanSided』は「ワールドシリーズのMVPは、初戦で逆転サヨナラ満塁アーチ、第2、第3、第4戦でも本塁打を放ったフリーマンが値する。しかし、ドジャースの3勝はフリーマンだけの力だけではない」として、フリーマンの次にMVPに値する3人の選手を列挙した。
ひとり目がテオスカー・ヘルナンデスだ。「とくに第2戦で最大のスイングを披露した。カルロス・ロドンから3対1とリードする逆方向への2ラン本塁打を放った。第3戦では二塁走者のジャンカルロ・スタントンを本塁で刺す好返球と、攻守に活躍している。ショウヘイ・オオタニが左肩を負傷し、ムーキー・ベッツも苦戦気味のいま、打線のなかでフリーマンの理想的な相棒となっている」。
【動画】ワールドシリーズ・デビュー戦で勝ち投手に! MLB公式が配信した珠玉の"山本由伸ハイライト"
ふたり目は、初戦と第2戦でいずれも4打数2安打、第3戦と第4戦では四球から計2度も本塁に生還したトミー・エドマンを挙げている。「素晴らしいポストシーズンを過ごしている。7月末にトレードで加入した際は後回しの存在だったが、ナ・リーグ優勝決定シリーズでのMVPを手に、ワールドシリーズでも第2戦で本塁打を放つなど活躍。トップヘビー(上位打線)の印象が強いドジャース打線の救世主になった」。
3人目は、MLB1年目でワールドシリーズに出場している山本由伸だ。
「ヘルナンデス、エドマンもMVP級の活躍を見せているが、フリーマン以外の選手でヤマモトほど輝いた選手はいない。先発登板した第2戦で6.1イニングを投げて被安打はわずか1(フアン・ソトの本塁打)と、まさにセンセーショナルだった。ドジャースがヤンキースより2500万ドル多い3億2500万ドル(当時約465億円)を支払うほど、期待を寄せたエースそのものの姿だった。MLBのルーキーシーズンは怪我で不本意だったかもしれないが、先発陣が苦境に立たされたポストシーズンで大きな成果を挙げた」
現地30日に行なわれる第5戦でもT・ヘルナンデスとエドマンの先発出場が有力で、山本はシリーズ第6戦が行なわれる場合に先発登板が予定されている。フリーマンに次いで名前が挙がった3選手の今後の活躍に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「3年前、なぜヤンキースはフリーマンと契約しなかったのか?」NY紙が報道「理由がようやく明らかになった」
現時点でワールドシリーズのMVPレースは、今シリーズ4戦4発、2021年のワールドシリーズから数えて6試合連続で本塁打を放っているドジャースのフレディ・フリーマンが圧倒的トップを走っている。
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ひとり目がテオスカー・ヘルナンデスだ。「とくに第2戦で最大のスイングを披露した。カルロス・ロドンから3対1とリードする逆方向への2ラン本塁打を放った。第3戦では二塁走者のジャンカルロ・スタントンを本塁で刺す好返球と、攻守に活躍している。ショウヘイ・オオタニが左肩を負傷し、ムーキー・ベッツも苦戦気味のいま、打線のなかでフリーマンの理想的な相棒となっている」。
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ふたり目は、初戦と第2戦でいずれも4打数2安打、第3戦と第4戦では四球から計2度も本塁に生還したトミー・エドマンを挙げている。「素晴らしいポストシーズンを過ごしている。7月末にトレードで加入した際は後回しの存在だったが、ナ・リーグ優勝決定シリーズでのMVPを手に、ワールドシリーズでも第2戦で本塁打を放つなど活躍。トップヘビー(上位打線)の印象が強いドジャース打線の救世主になった」。
3人目は、MLB1年目でワールドシリーズに出場している山本由伸だ。
「ヘルナンデス、エドマンもMVP級の活躍を見せているが、フリーマン以外の選手でヤマモトほど輝いた選手はいない。先発登板した第2戦で6.1イニングを投げて被安打はわずか1(フアン・ソトの本塁打)と、まさにセンセーショナルだった。ドジャースがヤンキースより2500万ドル多い3億2500万ドル(当時約465億円)を支払うほど、期待を寄せたエースそのものの姿だった。MLBのルーキーシーズンは怪我で不本意だったかもしれないが、先発陣が苦境に立たされたポストシーズンで大きな成果を挙げた」
現地30日に行なわれる第5戦でもT・ヘルナンデスとエドマンの先発出場が有力で、山本はシリーズ第6戦が行なわれる場合に先発登板が予定されている。フリーマンに次いで名前が挙がった3選手の今後の活躍に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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