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“片腕”で戦い続けた大谷翔平にロバーツ監督が熱い想いを吐露!「間違いなく最高の選手」 ドジャース1年目のWS制覇は「本当に素晴らしい」

THE DIGEST編集部

2024.10.31

第2戦では盗塁時に左肩を亜脱臼した大谷。ロバーツ監督も心配そうに見つめた。(C) Getty Images

 満身創痍の中でみせたパフォーマンスに、指揮官も熱い想いを吐露した。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地10月30日、敵地で行なわれたニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第5戦に1番・指名打者で先発出場。昨季サイ・ヤング賞を獲得している先発右腕ゲリット・コールに4打数無安打と抑えられたが、チームは7対6と競り勝ち、移籍1年目で悲願の世界一に輝いた。

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 自身初のポストシーズン出場から一気に頂点へ駆け上がった大谷は、第2戦で左肩を亜脱臼するアクシデントに見舞われながらも、第5戦まで強行出場。この日は、同点の8回に打撃妨害で出塁し、次打者ムーキー・ベッツの決勝の犠飛をお膳立てした。ポストシーズン全16試合の打撃成績は、打率.230、3本塁打、10打点、OPS.766という内容だ。

 試合後、米スポーツメディア『FOX Sports:MLB』は、Xを更新し、勝利会見に応じるデーブ・ロバーツ監督の姿を公開。その中で指揮官は、「ほぼ間違いなくメジャー最高の選手だ」と大谷を称え、「我々と契約し、優勝を目指してプレーすることを望んでいた。それが彼の1年目に実現したのは、本当に素晴らしい」と語っている。

 さらに、「ショウヘイが我々の球団、国内と世界のドジャースファンに対して与えてくれたものは、計り知れないと思う。本当にグッドガイだ」と続けると、「彼は、ポストシーズンを片腕で戦った」とも言及。「たいていの選手が投げ出してしまう場面でもプレーすること、ラインナップに入ることを拒まない」とその熱い姿勢を絶賛していた。

 今季も驚異的なパフォーマンスで日本中を熱狂させた大谷。しばらくその余韻は続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部


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