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「ヘイマン氏によると、メッツはソトに12年6億6000万ドルの巨額オファーを送った」この一報を記者本人が怒りの完全否定! 「こんなことは言っていない」

THE DIGEST編集部

2024.11.04

今オフにFAになるソト。その去就に米メディアが注目している。(C)Getty Images

今オフにFAになるソト。その去就に米メディアが注目している。(C)Getty Images

「MLBインサイダーのジョン・ヘイマン氏によると、ニューヨーク・メッツがフアン・ソトに12年6億6000万ドル(約1009億円)という巨額の契約をオファーした」

 米ポッドキャスト番組『The Big Leagues Daily』でパーソナリティーを務めるダン・クラーク氏が、現地11月2日にXに投稿した文面だ。

 今オフにFAになるソトを巡っては、24年に所属したニューヨーク・ヤンキースやメッツなど複数球団が獲得に乗り出すと言われ、一大争奪戦が展開されると予想されている。シーズン中からさまざまな移籍の噂が報じられており、ストーブリーグに突入したいま、左の強打者の名前は堰を切ったように米メディアを賑わせている。

 そんななかでクラーク氏の投稿が話題になったのは、引用元のジョン・ヘイマン記者(ニューヨーク・ポスト紙)が同じくXで、怒りの完全否定を行なったからだ。
【動画】ワールドシリーズ後、FAについて語ったソトのインタビュー
 
 クラーク氏の投稿を引用リポストしたヘイマン記者は、「こんなことは言っていない。ずっと前に私がブロックした人物による、独創性に欠ける面白くない作り話だ。ライバルチーム(メッツ)は、まだオファーを出すことさえ許されていない」と語気を強めて否定した。のちにクラーク氏の投稿には、「虚偽の作り話で、引用した情報源から直接反論されている」というコミュニティーノートが付けられた。

 それでもクラーク氏は、「ヘイマンは以前、Arson JUDGEとShawn OHTANIについて、誤った見解を示していた」と食って掛かったが、この投稿で墓穴を掘ってしまった。アーロン・ジャッジと大谷翔平のスペルを間違って記載したことから、米ファンから「アーソン?」「ショーンって誰?」「こいつはピエロ」「面白くない」「スペルチェックの仕方を習っていないのか? 年齢は8歳くらい?」などと集中砲火を受けた。

 このような話題が生まれるほど、今冬市場で最大のビッグネームと言われるソトの去就には、特大の注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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