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ヤ軍エースのコール、契約破棄オプション行使→一転して残留決定「本人は去りたくなかったし、チームも戻ってもらいたかった」GM説明、ファンは歓喜「俺たちは救われた」

THE DIGEST編集部

2024.11.05

契約破棄オプションを行使しながら、一転してヤンキース残留を決断したコール。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースのエース、ゲリット・コールが残留を決めた。コールは現地11月2日に残る4年1億4400万ドル(約220億円)の契約を破棄するオプションを行使したが、球団との話し合いの末に一転して残留を決めた。

 ヤンキースは3600万ドル(約55億円)の1年契約を5年目に追加することで、コールの契約破棄を無効にできるオプションを持っていた。しかし、NY放送局『SNY』などによると既存の4年契約を継続させることで両者が一致。5年目以降の延長については、今後、話し合う予定だという。

 現地4日、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、サンアントニオで行なわれた年次GM会議に出席した際、報道陣の質問に答えた。
【動画】コールの残留を報じるNY放送局『SNY』のニュース
 
「ゲリットがオプトアウト権利を行使した後、私たちは話し合った。オーナーのハル・スタインブレナー、球団社長のランディ・レイバン、代理人のスコット・ボラス、そしてコール本人とね。私たちはゲリットに残ってもらいたかったし、本人も去りたくなかったのは確かだ」

「針の穴に糸を通すような努力を行ない、それを継続させ、健全な話し合いを多く行なった。現在の契約は、彼が37歳になるまでのもの。その先についてはまた話し合うことができる。重要なのは、ゲリットがエースとして戻ってくることだ」

 ワールドシリーズ後に沸き起こったコールのオプトアウトは、ヤンキース残留の形で落ち着いた。この報道に、とりわけヤンキースのファンが反応。「俺たちは救われた」「俺たちのエース」「素晴らしいニュース」「朗報だ」「次はソトだな」「きょうも、明日も、彼は永遠にヤンキースだ」「コール、ありがとう」などと歓喜の声を挙げた。

構成●THE DIGEST編集部

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