サンディエゴ・パドレスの地元メディア『east village times』は現地11月6日、「パドレスは宿敵の獲得で先発投手陣の層を厚くできるかもしれない」と題し、選手補強に関する記事を掲載した。
ナ・リーグ西地区2位でポストシーズンに挑んだパドレスは、地区シリーズで同地区首位のロサンゼルス・ドジャースと激突。対戦成績2勝3敗と惜しくも敗退し、今シーズンを終えている。
『east village times』はチームの投手陣について「2025年に向けて堅実な先発投手陣を揃えている。ディラン・シース、マイケル・キング、ダルビッシュ有が復帰し、先発ローテーションのトップにふさわしいトリオだ」と称賛。その上でジョー・マスグローブがトミー・ジョン手術を行なうため「オフシーズン中に1つか2つの動きで、その不在を埋める必要がある」と補強の可能性を主張した。
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「パドレスの選手やファンも、間違いなく彼をよく知っているだろう。ウォーカー・ビューラーがフリーエージェントだ。先週ニューヨークでワールドシリーズ優勝者のドジャースに最後のアウトを取った男である。彼はドジャースの多くの記録で主役に、パドレスにとっては悪役だった男だ。彼はポストシーズンでパドレスと2回対戦した」
またビューラーが過去にトミー・ジョン手術を受けたことや、近年は先発登板が減少している事実を挙げつつ「それでも、(昨季の)シーズン終盤からポストシーズンにかけて彼が見せたものは、貴重な戦力になり得ると示唆している」と高く評価。「怪我や不調に悩まされることもあったが、その才能は魅力的だ」と綴り、パドレスへ獲得を推奨した。
複数のメディアによれば、ドジャースは胴上げ投手となった功労者へクオリファイング・オファーを出さなかったという。戦力の底上げを狙う同地区のライバルが、獲得に動くかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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複数のメディアによれば、ドジャースは胴上げ投手となった功労者へクオリファイング・オファーを出さなかったという。戦力の底上げを狙う同地区のライバルが、獲得に動くかもしれない。
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