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「なぜドジャースを退団するんだ?」胴上げ投手ビューラーの来季所属候補に“ド軍の名前無し”。米メディア配信に現地ファン不満「LAに残ると思うよ」

THE DIGEST編集部

2024.11.10

胴上げ投手となったビューラー。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースのウォーカー・ビューラーが今オフにFAとなっていることを受けて、現地11月8日、スポーツメディア『Bleacher Report』が来季の所属先候補トップ10を選出。その結果に驚くファンが少なくなかった。

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 2015年にドラフトされてからドジャース一筋で20年には、世界一に貢献、21年にはサイ・ヤング賞投票4位にも入った右腕は、今季5月にトミー・ジョン手術から1年半ぶりに復帰を果たすも1勝6敗、防御率5.38と苦戦。ポストシーズンでは地区シリーズ2先発で10回自責点7という成績だったが、優勝決定シリーズ第3戦では4回無失点と好投。ワールドシリーズ第3戦でも5回無失点で勝利投手となると第5戦ではリリーフ起用に応えてMLB初のセーブを記録。チームを再び世界一に導いた。

 ドジャースは来季の契約に向け、クオリファイングオファー(FA選手に対するドラフト指名権の補償付きの1年2105万ドル、日本円で約32億円のオファー)をテオスカー・ヘルナンデスに出した一方でビューラーには出さず。もちろんこの一件が退団に直結する訳では無いが、他球団に流出する可能性が高まった。

 そのような状況の中、同メディアはビューラーの来季所属先候補トップ10を発表。デトロイト・タイガース、ニューヨーク・メッツ、シンシナティ・レッズなどのチームが並ぶ中、ドジャースの名前は無かった。このリストに対してファンからは「なぜドジャースを退団するんだ?」「LAに残ると思うよ」「実はドジャースっていうチームがあるんだけど...」と不満の声が上がった。

 今回のポストシーズンで株を上げたひとりであるビューラーには他球団からの関心も小さくないことが予想される。さらにドジャースも先発陣の補強の必要性が比較的高い球団。はたして、生え抜きの本格右腕にクオリファイングオファーを出さなかった判断がどう出るか。

構成●THE DIGEST編集部

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