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視聴率、スポンサー契約、ユニ販売…「オオタニの経済的な影響力は始まったばかり」大谷翔平のフィールドを超越した貢献度を海外メディア指摘

THE DIGEST編集部

2024.11.12

ロサンゼルスでは至るところに大谷のユニホームや広告ビジュアルがみられる。(C) Getty Images

 今シーズンよりロサンゼルス・ドジャースの一員となった大谷翔平は、チームの4年ぶりとなる世界一に打者として大きく貢献した。レギュラーシーズンでは本塁打と打点の二冠に輝き、主砲として打線を牽引。さらに本塁打・盗塁で大台に到達、「50-50」を史上初めて達成したプレーヤーとなるなど、2024年の球界を大いに盛り上げた。

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 10年総額7億ドル(約1015億円)という超大型契約を結んだドジャースの1年目として、期待に十分に応えるパフォーマンスをみせた大谷。そして、海外メディアで’は「日本人スター」が今後もさらに、チームに計り知れない影響を及ぼすものと見通している。

 メキシコスポーツサイト『Pasión_FútbolFC』米国版では、「ロサンゼルス・ドジャースに加入したショウヘイ・オオタニは、歴史的な7億ドル契約だけでなく、その影響力で球団に大きな利益をもたらしている」と主張しており、「アメリカと日本で絶大な人気を誇るオオタニの存在は、ドジャースにとってフィールド外でも大きな価値を生んでいる。初年度で1億ドルを超える収益をもたらし、ドジャースのこの投資が十分に価値のあるものであったことを証明している」として、経済面における"大谷効果"を明かしている。

 その上で、大谷の活躍が日本人ファンやユニホーム販売、スポンサーシップの増加をもたらし、さらに視聴率の向上にも貢献したと説きながら、「オオタニの経済的な影響力は、今まさに始まったばかりと言える。ドジャースが来シーズンに彼の投手としての力を活用する計画をしていることもあり、収益はさらに拡大すると見込まれている」と指摘。

 また同メディアは来季が、"二刀流"復活のシーズンだとしながらも左肩の怪我の影響もあり、「ファンはピッチングを楽しみにしているが、来年3月に東京で行なわれるシカゴ・カブスとの開幕戦には登板しないだろう」と予想する。だが春季トレーニングには参加する予定であるとして、「ドジャースはオオタニの(二刀流)復帰に楽観的だ」と強調。そして来季へ向け、「その価値はフィールドを超越しており、今後もドジャースとMLBにとってかけがえのない存在であり続けるだろう」と期待を寄せた。

 もちろん、大谷はドジャースでの最初のシーズンが終わったばかり。前人未到の活躍でファンに夢を与え、球界にも多大な影響を及ぼすその存在は、この先も長くメジャーのシンボルとなり続けるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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