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右肘故障のグラスノー「オフシーズンの過ごし方を変更する」万全の状態で25年開幕目指す「負荷に慣れさせようと努力する」

THE DIGEST編集部

2024.11.13

ドジャースの開幕投手を務めたグラスノー。しかし8月に右肘を負傷し、レギュラーシーズンの終盤とポストシーズンで登板することはなかった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノーが、2025年の開幕に照準を合わせている。ドジャースに加入した1年目の24年シーズン、グラスノーは韓国で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦で開幕投手を務めるなど、先発ローテーションの軸として活躍した。

 しかし、8月16日に右肘腱炎で負傷者リスト入り。リハビリを続けるなか、右肘を捻挫してしまい9月中旬のリハビリ登板を回避し、そのままシーズン中の復帰はかなわなかった。ドジャースと5年総額1億3650万ドル(約210億円)を結んでいるグラスノーは、25年の開幕に照準を合わせている。

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 米ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したグラスノーは、オフの過ごし方を変更すると明かした。「オフシーズン中、腕を動かし続けようと思っている。11月からプリオメトリックトレーニングを始め、オフの間、週に2回は投げる。そして12月、1月、2月と春に向けて調子を上げていき、それから通常の状態に戻していく」と語った。

「長期間休んだり、数か月間、投げるのを止めるつもりはない。とにかく動かし続けて、腕を負荷に慣れさせようと努力していく」と語ったグラスノーは、「実は少し前に再手術を受けたばかり。まだ1か月も経っていないけど、ほぼ完全に完治したように思う。医師には素晴らしい状態だと言われた。本当にいい状態なんだ」とも明かしていた。

 ドジャース2年目となる25年シーズンは、24年の登板22回、9勝を超える成績が期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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