ドジャースの地元メディア『Dodgers Way』は現地13日、ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズを制覇したにもかかわらず、監督のデーブ・ロバーツが年間最優秀監督賞の最終候補から漏れたことが大きな話題となっていると報じた。
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同メディアは、ロバーツ監督が選ばれなかった主な理由として、投票期間がポストシーズン開始前だったため、ワールドシリーズ優勝という最大の成果が評価されなかったことに加え、最優秀監督賞は、予想外の成功を収めたチームの監督が受賞しやすい傾向にあるためだと見解を示している。例えば、昨年の受賞者は、ボルティモア・オリオールズのブランドン・ハイド監督とマイアミ・マーリンズのスキップ・シューメーカー監督だったが、いずれも戦力が整っていないチームを率いてリーグ上位に導いた監督だった。一方、ドジャースは、リーグ屈指の強豪であり、その成功はある程度予想されていたと言える。
ニューヨーク・メッツのカルロス・メンドーサ監督やミルウォーキー・ブルワーズのパット・マーフィー監督は、ともに監督就任が初めてだが、チームを90勝前後に導いた。サンディエゴ・パドレスのマイク・シルト監督も、初采配ながら、ドジャースと激しい優勝争いを繰り広げ、その手腕が評価されたと言えるだろう。
今季のロバーツ監督の功績は十分に認められるべきだが、投票のタイミングが早かったことや、近年の評価の傾向が影響し、受賞を逃したと言える。もし、ポストシーズンも評価の対象であれば…、ロバーツ監督も有力な候補の一人として挙げられたはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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