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侍ジャパン

どうした高橋宏斗…逆転に成功するも韓国の大声援が侍ジャパンにプレッシャー与える【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.15

先発の高橋は韓国に先制点を許した。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

先発の高橋は韓国に先制点を許した。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 現地11月15日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・第2戦が台湾の台北ドームで行なわれており、初戦を快勝した侍ジャパンは韓国代表と激突。先発の高橋宏斗が2回に先制点を失った。

 今季12勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルを獲得した高橋。大事なマウンドを託されたが、先頭のホン・チャンギにいきなり左安打。犠牲バントでランナーを二塁に置くと、3番のキム・ドヨンを迎える。今季の韓国プロ野球(KBO)で打率.347、38本塁打、40盗塁を記録して「トリプルスリー」を達成した21歳のニュースターに一塁側の韓国応接団から大歓声が上がり、ステージ上には韓国チアが登場。キュートなダンスで観客を煽り、タオルを振りながらひと際大きな声援で「テーハミング!(大韓民国)」「ゴー!!キム・ドヨン!」が沸き起こった。早くもボルテージマックスの雰囲気だったが、高橋はキム・ドヨンを空振り三振に斬って取る。

 続くムン・ボギョンに左安打で2死一、三塁とピンチを広げた高橋だったが、5番のナ・スンヨプをスプリットで空振り三振に抑え、なんとかピンチを脱した。

 その裏、日本の攻撃は三者凡退で終了。この時も韓国側から大きな声援が飛び、台北ドームは韓国ムードに包まれつつある。
 
 そして2回に韓国打線が右腕に襲い掛かった。先頭のパク・トンウォンが左二塁打、9番のイ・ジュヒョンの当たりはボテボテの一塁ゴロだったが、これを高橋が捕球できず、一、三塁にピンチが広がると、1番ホン・チャンギに中適時打を浴び韓国が先制すると、一塁側の韓国応援団から割れんばかりの声援が沸き起こった。

 だが侍ジャパンは直後に、紅林弘太郎の2点適時打で逆転に成功。味方の援護に高橋は応えられるのか。試合は2回までを終わり、日本が2対1でリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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