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侍ジャパン

「KBOの投手とは別格の球威を誇った」韓国スーパースター沈黙... 母国メディアは侍Jに感服「日本のエース級から飛躍へのいい勉強をした」【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.16

高橋は4回を投げ、被安打7、2失点を喫するも、要所で8つの三振を奪い、粘りの投球をみせた。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

高橋は4回を投げ、被安打7、2失点を喫するも、要所で8つの三振を奪い、粘りの投球をみせた。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・第2戦が11月15日、台湾の台北ドームで行なわれ、侍ジャパンは韓国代表に6対3で逆転勝利を収め、開幕2連勝を飾った。

【動画】高橋宏斗が韓国相手に4回8Kの奪三振ショー!
 日本は2回表に先制を許すも、その裏に紅林弘太郎の2点適時打で逆転。しかし、4回に同点、5回には逆転を許す苦しい展開となる。それでも日本は、5回裏に2死から四死球のランナーで満塁とすると、牧秀悟がセンターへの2点タイムリー。再逆転に成功し、7回には森下翔太の2ラン本塁打で突き放した。

 日本は、先発の高橋宏斗が4回を被安打7、2失点を喫しながらも8奪三振と粘りの投球。さらに隅田知一郎、藤平尚真も好投をみせ、最終回は大勢が3人で抑えシーソーゲームを勝ちきった。

 韓国は期待の21歳ニュースター、3番のキム・ドヨンが4打数無安打と振るわず。今季38本塁打・40盗塁をマークし、高い注目を誇る存在だったが、先発の高橋には2三振を喫した。

 韓国メディア『OSEN』は、「(活躍した)キューバ戦で次世代国際プレーヤーに生まれ変わったキム・ドヨンが日本のエース級投手に出会い、飛躍するためのいい勉強をした」と記述。今季12勝、防御率1.38をマークした高橋との対戦を詳しく報じた。

 同メディアは依然としてキム・ドヨンの能力の高さを認めつつも、「韓国の30-30スーパースターが攻略するには日本投手陣のレベルが高すぎた。エースの高橋をはじめ、隅田、藤平、大勢がいずれもKBOリーグの投手たちと別格の球威を誇った」と指摘。「鋭い角度を誇るスプリッター、フォークボールに韓国打者たちは無策だった」とレベルの違いに言及した。

 2敗目を喫した韓国は16日にドミニカ共和国と対戦。一方の日本は地元・台湾と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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