侍ジャパン

日本を離れ、元ゴールデンエンジェルスから台湾チアに転身した日本人KAHOに聞いた「台湾チアの人気沸騰」/現地発【プレミア12】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.11.18

台湾チアのKAHO(右)と各務礼美奈(左)。(C)THE DIGEST

 現地11月17日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・第4戦が台湾の天母スタジアムで行なわれ、侍ジャパンがキューバとの大激戦を7対6で制し、オープニングラウンド4連勝。首位通過でスーパーラウンド(21日~24日)進出を決めた。雨が降り続く悪コンディションのなか、この試合も台湾チアたちが登場。びしょ濡れになりながらも、ステージ上でまぶしい笑顔を振りまきながら元気いっぱいなパフォーマンスを披露した。

 プレーボール約90分前、スタジアム2階席にある特別ステージで台湾チアがファンと交流会をしていた。ステージに上がったのはKAHOさん、各務礼美奈(カガミ・レミナ)さん。KAHO(高橋佳帆)さんは以前、東北楽天ゴールデンイーグルスの公式チアリーダー『東北ゴールデンエンジェルス』に所属しており、今年5月に台湾プロ野球チーム・楽天モンキーズのチアリーダー『楽天ガールズ』に加入した。各務礼美奈さんは台湾と日本のハーフで、日本語と中国語を話せるバイリンガルだ。
 
 小雨が降るなかでも無数のカメラを構えた地元ファンがステージ最前列に集合していた。さらに日本から来たファンもおりイベントは大盛況。まるでアイドルのような雰囲気と声量に圧倒された。

 イベント後、直撃インタビューを申し込んだところKAHOさんは快く応じてくれた。開幕後、台湾チアの人気沸騰ぶりについて「今回のプレミア12で日本から来ていただいてくれるお客さんは、とても多いですね。先ほど愛知からいらっしゃった方に声を掛けていただいて、とても嬉しかったです」と笑顔で明かし、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以降から人気が続く台湾チアの魅力を伝えてくれた。

 ステージ上ではひと際大きな歓声を受け、中国語も披露して会場を盛り上げていたKAHOさん。「まだ全然大丈夫じゃないです。あまり手応えなかったんですけど」と恐縮していた。
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「日本と台湾の戦いを私は見に行きます!絶対に行く!」