近年最も注目を集めた2024年のワールドシリーズは、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを破り、４年ぶり８回目の世界一に輝いた。

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　その陰には、選手たち家族の熱い思いもある。特に、ドジャースの救援左腕アレックス・ベシアの父親によるユニークな応援が話題になったと、現地17日、ドジャースの地元メディア『DodgerBlue.com』は報じている。
  　ベシアの父親は昔からヤンキースの大ファン。そんな彼が、息子がドジャースで活躍する姿を見ることになるとは、本人にとっても予想外だったのだろう。「どうすれば両方のチームを応援できるか」と悩み、なんと「ドジャースとヤンキースのハーフジャージを作って着たい！」とまで言い出した。息子のベシアは「そんなことしたら試合のチケットはあげない」と言い、ワールドシリーズでは「やっぱり息子を応援するしかない」と決意を新たにしたと、同メディアは報じている。

　ベシアは、「私たちの夢が全部叶ったんだ。誰も僕がメジャーリーガーになれるなんて思ってなかったし、まさかワールドシリーズで投げられるなんてね。僕たちはずっとこんなことを夢見てたんだ。本当に特別な瞬間だった」と語った。

構成●THE DIGEST編集部

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