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「井の中の蛙が繰り返される」プレミア12早期敗退の韓国代表に母国メディアが痛烈批判!「競争力を発揮した先発投手は不在で、相手への分析も甘かった」

THE DIGEST編集部

2024.11.19

第5戦でオーストラリアに勝利するも、3位でオープニングラウンド敗退となった韓国。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 韓国代表は11月18日に行なわれたラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12のオープニングラウンド第5戦でオーストラリア代表と対戦。5-2で勝利した。

 最終戦を白星で飾った韓国は、グループBを3勝2敗で終え、3位で敗退が決定。2年連続でのファイナリストだった強豪国が、まさかのオープニングラウンドで姿を消した。

 韓国メディア『スポーツ東亜』は、「プレミア12グループリーグ敗退。井の中の蛙が繰り返される韓国代表」と題した記事を掲載。現状のチームについて「代表は世代交代が進んでいる」としつつも「有力視されていた選手が(兵役による)基礎軍事訓練や、怪我などの理由で合流できないという悪材料も発生した」と説明する。
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 しかし、そのような面も考慮した上で、今大会での戦いぶりを痛烈に批判した。

「国際大会で競争力を発揮した先発投手は不在で、相手への分析も甘かった。今大会初戦の台湾戦で序盤に6点を失った。 台湾の打者がアンダーハンドのコ・ヨンピョクに苦戦すると予想されたが、結果は全く違った。

 キューバ戦で勝利を収めたチームは、ドミニカ共和国戦では0-6まで劣勢に立たされたあと、劇的な逆転勝利を収めた。この日も代表チームの試合序盤のマウンドは、期待以下だった。3人の投手が2本の本塁打を打たれて、大きく揺らぐ。逆転の過程も、細かく見ると、相手の守備のミスと失策に助けられた側面が大きい」

 また、世代交代だけではなく「チーム全体としてのアップグレードが、より速いテンポで精巧に行われなければならない」と主張。続けて「"井の中の蛙"から抜け出すためには、より強固な準備が必要だ」と綴っている。

 悔しさの残る大会となったプレミア12を経て、韓国はどのようにのし上がっていくのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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