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フアン・ソトの行方次第で“ゲレーロJr.がカブス”にトレード!? 衝撃のアイデアをシカゴメディアが提言「最も現実的なターゲットになるかもしれない」

THE DIGEST編集部

2024.11.20

カブス移籍の可能性を伝えられたゲレーロJr.。(C)Getty Images

 MLBニューヨーク・ヤンキースから今オフFAとなっているフアン・ソトの獲得争いが激しさを増す中、シカゴ・カブスの専門メディア『Bleacher Nation』は現地11月12日、トロント・ブルージェイズのスター選手ブラディミール・ゲレーロJr.がカブスに移籍する可能性について報じた。

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 同メディアはゲレーロJr.がキャリアを通してプレーしてきた一塁手、三塁手、指名打者のスポットには鈴木誠也らが置かれているとしつつ、ゲレーロJr.はそれら3選手をはるかに上回る実力を持っており、その中で最も若いため、獲得のチャンスがあるならば動きを見せるべきだと主張。米大手スポーツメディア『The Athletic』のジム・ボウデン記者が挙げた、今オフでトレードされる可能性のある選手15人のひとりにゲレーロJr.が選ばれており、あるナ・リーグのGMは「(ブルージェイズが)彼の契約を延長する可能性がほとんどないことに気づけば、彼らは考えを変えると信じている」と語るなど、獲得に関心を示しているという。

 また、今季ア・リーグ東地区最下位と思わぬ低迷を喫したブルージェイズは来季に向け、ソトらスター選手の獲得に力を入れているという。一方で同メディアは、もし獲得に失敗した場合、来季オフにFAとなるゲレーロJr.にタダで出ていかれる可能性を考慮に入れ、トレード価値の高い今オフ中にプロスペクトと交換する、という方法も「トロントにとって厳しいが、必要な現実になるかもしれない」と説明。カブスとトレードになる場合は現在アメリカ代表としてプレミア12でも活躍中のマット・ショウ(カブス傘下)らが対象となるとした。

 そして、同メディアは「トップ100のファームシステムと強打者を必要としているカブスは、最も明白な着陸地点のひとつかもしれない」とトレード先を推薦。「このオフシーズンに本当にインパクトのあるオフェンスの補強に期待を寄せているなら、ゲレーロJr.がシカゴ・カブスにとって最も現実的なターゲットになるかもしれない」と期待を込めた。

 ヤンキースは言わずもがな、ボストン・レッドソックスやボルティモア・オリオールズなど強豪が揃うア・リーグ東地区。豊富な資金力を誇るにもかかわらず、地理や税制上の理由などでFAを獲得しにくいブルージェイズにとって、カナダ出身のスーパースターを放出するとは考えにくいが、打撃力を欲している球団とのトレードは対価次第で検討の価値があるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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