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「エンジェルスの“秘策”は菅野智之かもしれない」とエ軍メディア「イニングイーターとして安価な補強になるだろう」

THE DIGEST編集部

2024.11.21

海外FA権を行使してMLBに挑戦する菅野。写真:THE DIGEST写真部

 海外FA権を行使してMLB移籍を目指している35歳の菅野智之に関して、ロサンゼルス・エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』が、「どうやらエンジェルスが、この先発投手と契約する最有力候補のようだ」と伝えた。

「エンジェルスは今オフにいくつかの秘策を用意している。そのひとつは日本投手かもしれない。『MLB Network』のジョン・モロシ記者によると、エンジェルスはスガノの契約先として注目すべきチームだという。また、米メディア『The Athletic』はアリゾナ・ダイヤモンドバックスやサンフランシスコ・ジャイアンツと並んで、エンジェルスがスガノに適したチームと評している」

 条件面については、「『The Athletic』のティム・ブリットン記者は菅野の年俸を1年1100万ドル(約17億円)と予想している」と言及。そのうえで、「2年目、3年目の球団または選手オプションがあっても不思議ではない。スガノはイニングイーターの中堅先発投手として安価な補強となるだろう」と記載した。

【画像】菅野智之のプライベートショット、題して"男旅"
 
 また、『Halo Hangout』は菅野の特徴について、「『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、目を見張るような球種はないが、MLBで成功できる投球術を持っていると評した」と紹介している。

 さらに、「エンジェルスは先発ローテーションを模索している段階で、若手よりもベテランを重視してる」として、経験豊富な投手でローテーションを組む可能性があるという。エンジェルスは今オフにシカゴ・カブスからFAになったカイル・ヘンドリックスを獲得し、3年契約の3年目を迎えるタイラー・アンダーソンも健在。そして菅野の3人はいずれも1989年生まれ(ヘンドリックスとアンダーソンが12月、菅野が10月)だ。

「スガノとの契約は、本当の解決策というよりは一時的な選択肢であり、あまりスリリングな可能性ではない。エンジェルスのファンはブレイク・スネルやマックス・フリードのようなFA大物投手を望んでいるが、彼らは高額であり競争相手も多い。エンジェルスはFAで堅実な補強を行ない、派手な動きはトレードに温存する可能性が高い」

 米複数メディアで、菅野の名前や契約内容が触れられるようになってきた。はたして菅野はどのMLB球団と契約するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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