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「かなり喜ばしい栄誉だ」サイ・ヤング賞5位の今永昇太を地元メディアが称賛! “ボーナス”にも注目「ちょっとした増額がある」

THE DIGEST編集部

2024.11.21

今季カブスで15勝を挙げた今永。(C)Getty Images

 現地11月20日、全米野球記者協会(BBWAA)の投票によるサイ・ヤング賞が発表され、ア・リーグは、投手3冠を達成したデトロイト・タイガースのタリク・スクーバルが受賞。ナ・リーグは、投手3冠に輝いたアトランタ・ブレーブスのクリス・セールが栄誉を掴み、シカゴ・カブスの今永昇太が5位にランクインしている。

 横浜DeNAベイスターズからポスティングシステムでメジャーに挑戦した今永は、今季デビュー登板から4連勝を飾ると、4月に月間最優秀新人賞を受賞した。レギュラーシーズン29試合の登板で15勝3敗、防御率2.91を記録するなど、見事な活躍ぶりで、「オールMLBチーム」セカンドチームの先発投手部門、ナ・リーグ新人賞の4位にも選ばれていた。
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 そして今回は、3位票7人、4位票8人、5位票1人から集めて38ポイントでナ・リーグ5位と大健闘。この結果を受け、カブスの地元メディア『Bleacher Nation』は、「デビューシーズンのイマナガにとってかなり喜ばしい栄誉だ」と速報し、「投票者の半数以上でトップ5に入っている点を含め、素晴らしい評価を得た」と反応している。

 また記事内では、「投票5位という栄誉に加え、契約にもちょっとした増額がある」との指摘。「サイ・ヤング賞を獲得すれば毎年100万ドル増、2位か3位なら50万ドル増、4~10位なら25万ドル増というエスカレーター条項がついていたため、来年は25万ドルを上乗せし、1325万ドル(20億5000万円)の基本年俸にできる」という。

 なお、今回発表された「サイ・ヤング賞」上位の投票結果は、以下の通りだ。

クリス・セール(アトランタ・ブレーブス)1位票26、2位票4、198ポイント
ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)1位票4、2位票25、4位票1、130ポイント
ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)2位票1、3位票13、4位票3、5位票4、53ポイント
ディラン・シース(サンディエゴ・パドレス)3位票6、4位票8、5位票11、45ポイント
今永昇太(シカゴ・カブス)3位票7、4位票8、5位票1、38ポイント

構成●THE DIGEST編集部

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