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侍ジャパン

日米両先発の圧巻“剛柔対決”に米名物記者も感銘!146キロ破壊的スプリッターvs.114キロの緩急自在に「野球は美しいスポーツだ」【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.21

互いに好投をみせた高橋とヒル。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

互いに好投をみせた高橋とヒル。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は11月21日、オープニングラウンドを勝ち抜いた4か国による総当たり戦のスーパーラウンドが東京ドームで開幕。日本対アメリカの一戦は序盤、両先発の好投で4回まで無得点が続き、米記者も両者の圧巻のピッチングに感銘を受けている。

【動画】153キロの直球で空振り三振! 高橋宏斗がナイスピッチング
 MLB公式サイトの配信番組『MLB Network』の名物記者ジョン・モロシ氏は自身のXで、「今夜のおすすめピッチ:高橋宏斗の91マイル(約146キロ)のスプリッター リッチ・ヒルの71マイル(約114キロ)の変化球」と綴り、両先発投手の対照的なピッチングを比較した。

 高橋は最速158キロの快速球に高速スプリットで被安打2、8奪三振とまさにアメリカ打線を力で捻じ伏せた。一方の44歳大ベテランのヒルは、速球こそ140キロ台前半ながら、緩いカーブやスライダーで打者のタイミングをうまく外す“緩急自在”の投球。5三振と凡打の山を築き、侍ジャパンを1安打に抑えた。

 全くタイプの異なる両者の圧倒的なピッチングに、モロシ氏も「野球は美しいスポーツだ」と綴り、感銘を受けた様子をみせている。また、同氏はその後の投稿で、「高橋宏斗は今夜、多数のMLBスカウトが出席する中で、観客を魅了した。4イニング無失点。破壊的なスプリッターによる8つの三振」と綴り、高橋のピッチングを改めて讃えている。

構成●THE DIGEST編集部

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