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もはや“野球界の枠”も超えた「とんでもない偉業」だった… 米データ会社が大谷翔平の史上初「3度目満票MVP」の唯一無二性を指摘

THE DIGEST編集部

2024.11.22

3度目のMVPを受賞した大谷。いくつもの“史上初”がつく快挙となった。(C) Getty Images

 史上初の快挙は野球界の領域をも超えた途方もない偉業だった。

 全米野球記者協会(BBWAA)は現地11月21日、2024年の最優秀選手賞(MVP)を発表し、ナ・リーグでは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がア・リーグ時代の2021年、23年に続く満票受賞。リーグをまたいでの2年連続選出、通算3度目の満場一致、DH専任選手としての戴冠は、いずれも史上初の快挙となった。

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 このほど、米データ会社『STATS Perform』の公式Xは、大谷のMVP獲得について、次のような投稿を行なった。
「大谷翔平選手は過去4年間で満場一致でMVP賞を3回受賞している。MLB/NBA/NFL/NHL の歴史上、キャリア全体で複数回に渡り受賞した選手は他にいまない」

 大谷の今回の受賞は野球界だけでなく、なんと全米四大プロスポーツに枠を広げてみても唯一無二の価値があるというのだ。投稿をチェックしたファンからも「とんでもない偉業だ」「プロスポーツ界のGOAT(史上最高)」「稀代の日本人が記録を打ち立て続けている」などと声が上がる。また、米メディア『CLUTCH POOINTS』もこの投稿を取り上げ、「大谷翔平の満場一致のMVPに関する統計は実に驚くべきもの――大谷翔平は独自のリーグにいる」と題した記事を掲載している。

 同メディアは大谷の3度目の満票MVPについて、「まさに驚異的な偉業だ。実際、『Opta Stats』によると、北米の4大スポーツリーグ(MLB、NFL、NHL、NBA)全体で、満場一致で2回以上MVPを獲得した選手は他にいない」と綴り、さらに「この日本のスーパースターは、まさに唯一無二の選手だ」と指摘。「来シーズンは、右肘の回復により、投打のバランスをエリートレベルで保つ5年目を迎え、サイ・ヤング賞とホームラン王の両方を争うことになる」として、二刀流での活躍に期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部
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