野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は11月24日、東京ドームで決勝戦を迎える。決勝カードは今大会3度目となる日本と台湾の顔合わせで、前日は日本が9対6で打ち合いを制した。侍ジャパンは勝てば史上初の大会連覇を果たし、国際大会28連勝という異次元の記録も達成する。
午後7時からのプレーボールを前に両軍のスタメンが発表された。開幕から全試合4番を務める森下翔太をはじめ、井端弘和監督は小園海斗、栗原陵矢、坂倉将吾ら開幕から主力として打線に名を連ねたベストメンバーでオーダーを組み、大一番に打って出た。
優勝をかけた先発マウンドには、巨人のエース・戸郷翔征が上がる。今大会は台湾屋外で行なわれたドミニカ共和国戦に先発して4回を投げ5安打2失点。マウンドが雨でぬかるむ悪コンディションのなか、雨中の投球に加えて不可解なボークを取られるなど国際試合ならではの洗礼を浴びた。今回は慣れ親しんだ本拠地でのマウンド。今季は東京ドームで12試合に先発して2度の完封を含む5勝を挙げ、防御率は1.91と抜群の安定感を誇る。
若き侍ジャパンの最後を締めくくる世界一を懸けたマウンドを24歳の右腕に託す。
1番 桑原将志(レフト)
2番 小園海斗(セカンド)
3番 辰己涼介(センター)
4番 森下翔太(ライト)
5番 栗原陵矢(サード)
6番 牧秀悟(ファースト)
7番 源田壮亮(ショート)
8番 佐野恵太(指名打者)
9番 坂倉将吾(キャッチャー)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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