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実現すれば11年ぶり“日本人トリオ”誕生。今オフFA菊池雄星のカブス移籍をMLB公式が提言「2番手の先発投手に狙いを定める可能性が高い」

THE DIGEST編集部

2024.11.25

アストロズ移籍後、好調だった菊池。(C)Getty Images

アストロズ移籍後、好調だった菊池。(C)Getty Images

 MLB公式サイトは現地11月24日、MLBヒューストン・アストロズから今オフFAとなっている菊池雄星の移籍先について、日本人ファンにもなじみのある球団を候補に挙げた。

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 同メディアで配信された記事は全30球団とFA選手30人をマッチングさせる、という趣旨のもの。再契約は候補に入れていないため、例えばニューヨーク・ヤンキースの最優先事項はフアン・ソトの引き留めだが、今回のリストでは一塁手クリスチャン・ウォーカーが候補に挙げられている。また、1選手1チームのみという選出方法であり、複数球団が獲得に動いているという佐々木朗希はサンディエゴ・パドレスに、同じく佐々木の獲得が噂されているロサンゼルス・ドジャースにはブレイク・スネルの名前が挙げられた。

 その他の日本人FA選手としては菊池が名を連ねており、移籍先として挙がったのは今永昇太、鈴木誠也を擁するシカゴ・カブス。先日残留が決まったばかりの元MVP外野手コディ・ベリンジャーを放出し投手獲得を目指していると報じられるなど、課題の補強に前向きな姿勢を見せているようだ。

 同チームについては「この冬にローテーションのアップグレードを検討し、コービン・バーンズやマックス・フリードなどのトップFAも候補に入っているが、カブスは2番手の先発投手に狙いを定める可能性が高い」と予想。「菊池は昨シーズン、アストロズへのトレード後、10試合に先発して防御率2.70、1試合平均6イニングを記録し、優れた成績を収めた」と日本人左腕が堅実に結果を残すことができると紹介した。

 菊池にとって初のナ・リーグ球団への移籍、そして2014年の黒田博樹、イチロー、田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)以来、11年ぶりの日本人トリオ誕生となれば、古豪に今以上に注目が集まることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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