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「調子が良ければ正真正銘のエースだ」ドジャースが“5年277億円”でCY賞2度の本格派左腕獲得と米報道。現地記者が称賛「非現実的だ」「最大の望みを叶えた」

THE DIGEST編集部

2024.11.27

ドジャースへの移籍が報じられたスネル。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースが現地11月26日、サンフランシスコ・ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネルと5年総額1億8200万ドル(約277億円)の契約を結んだと米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン氏らが伝えた。また、米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると契約金の一部は大谷と同様、後払いとなるという。これらの報道に他の米記者も反応した。

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 来月32歳になるスネルはタンパベイ・レイズとサンディエゴ・パドレスで史上7人目となる両リーグでのサイヤング賞を受賞する快挙を達成。今季開幕直前にジャイアンツとオプトアウト条項付きの2年総額6200万ドル(約94億円)の契約を結んでいたが、今季終了後にオプトアウト権を行使しFAとなっていた。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「ワールドシリーズ優勝チームは、サイ・ヤング賞を2度受賞した選手の獲得で最大の望みを叶えた」と球団の動きを評価した。

 MLB公式サイトのブレント・マグワイア記者は「ドジャースはワールドシリーズで優勝したばかりで、来シーズンはブレイク・スネルと大谷翔平をローテーションに加える予定だ。 非現実的だ」とサイ・ヤング賞投手のワールドシリーズ制覇球団への移籍に反応した。

 ド軍専門メディア『DodgersDigest』のブルース・クンツ記者は「素晴らしい補強だ。健康で調子が良ければ正真正銘のエースだ。典型的なドジャースの動きだ...もし彼を(怪我無く)フィールドに残すことができれば、10月の試合で間違いなく自信を持って先発できる選手だ」と来季に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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