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MLB

菊池雄星のエ軍移籍で佐々木朗希がアストロズの先発補強候補に…米メディア推奨「弱いローテで孤立するような状況でもない」とメリットを指摘

THE DIGEST編集部

2024.11.27

ポスティングでのメジャー挑戦となる佐々木。はたしてどの球団と契約するのだろうか。(C) Getty Images

ポスティングでのメジャー挑戦となる佐々木。はたしてどの球団と契約するのだろうか。(C) Getty Images

 ヒューストン・アストロズからフリーエージェント(FA)となっていた菊池雄星が、ロサンゼルス・エンジェルスと契約合意に至ったと、現地時間11月25日に報じられた。

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 菊池は7月のトレード期限でアストロズに移籍し、先発ローテーションの一角を担いチームのプレーオフ進出に大きく貢献。シーズン終了後には再契約の可能性も囁かれながらも、新天地にエンジェルスを選んだようだ。

 結果的に、今季の投手陣を支えた先発左腕が流出となったアストロズ。すでに現地メディアでは、菊池の穴を埋める存在としての、新戦力に関する話題も伝えられている。現地時間11月25日、米メディア『FANSIDED』では、菊池の“代役”について論じるトピックを配信。「アストロズが逃がすべきではない3投手」を挙げている。

 1人目は、アトランタ・ブレーブスからFAとなったマックス・フリードだ。同メディアは「フリードはブレーブスとの決別が濃厚とされており、アメリカン・リーグに移籍する可能性もある」と指摘。エンジェルスも獲得を目指しているとしながら、ドジャースやエンジェルスといった地元チームとの噂も多いが、「キクチの契約がエンジェルスをレースから排除するかもしれない」などと見通している。

 次に挙がったのは、千葉ロッテからメジャー移籍へと向かっている佐々木朗希。23歳という年齢であり、獲得には巨額費用が必要ないとして、「金銭面ではなく、プレーや球団の魅力などでの説得が必要だ」と主張。また、「2024年にハンター・ブラウンとスペンサー・アリーゲッティが台頭した」と若手の活躍を振り返り、「ササキがヒューストンの育成環境に疑念を抱く理由はなく、弱いローテーションで孤立するような状況でもない」などとメリットを説いている。

 そして最後に挙げられたのが、今回のストーブリーグで高い評価を受けているブレイク・スネルだが、現地26日にロサンゼルス・ドジャースとの契約合意が伝えられている。「アストロズが彼を獲得できれば、大きな成功を手にするだろう」と期待値も高かったが、実現には至らなかった。

 来季もポストシーズン進出を果たすべく、アストロズがいかなる補強を行なうのか。急務となる先発投手獲得での動きが引き続き注目される。

構成●THE DIGEST編集部
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