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プロ野球

“負けない男”はさらに強くなって戻ってくる!オリックス東晃平の右肘痛との戦い「シーズン中はもう無理やったですね」【オリ熱コラム2024】

THE DIGEST編集部

2024.11.30

右肘手術を受けて2024年シーズンを終えた東。復活へ向け、一歩一歩着実に歩みを進めていく。写真:野口航志(DsStyle)

右肘手術を受けて2024年シーズンを終えた東。復活へ向け、一歩一歩着実に歩みを進めていく。写真:野口航志(DsStyle)

 2年前のシーズン途中に支配下登録され、デビューから“負けない男”と言われてきたオリックスの東晃平。今季は開幕ローテーションに入り、プロデビューからすべて先発で8連勝という史上2人目の記録も達成した。

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 4月12日の日本ハム戦では7回1失点(自責点0)と好投したにもかかわらず敗戦投手になってしまい、記録更新はならず。それでも、怪我人が続出する中でローテーションを守っていたが、交流戦明けに右上腕三頭筋損傷のため離脱。その後、鏡視下右肘肘頭骨棘切除術を受け、東の2024年は終わってしまった。

 目下、舞洲でリハビリに取り組んでいる東。「30メートルぐらいのキャッチボールがやっとできだしたかなという感じ」とのこと。「最初は肉離れから始まって1ヵ月ぐらいで戻れたらいいなみたいな感じやったんで、そこから上げていくうちに、もともと右肘が痛いのがあっって、もう1回キャッチボールからってなった時に出力を上げるのが無理だったんで、ちょっと手術かなと思いました」と手術に至った経緯を説明してくれた。
 現在の目標は「2月のキャンプまでにもうブルペンに入っているか、 キャンプから入るかぐらいのペース」で調整に励んでいる。上のコメントにもあったように、右肘の痛みは以前から抱えていたようで「シーズン中はもう結構無理やったですね。 もう2年目ぐらいから。1年に1回だった痛いやつがどんどん周期が早なっていって、 今年はもうずっと痛いみたいな。試合中は集中しているから痛いっていうのはないんですけど。イニング間のキャッチボールとか健康シンドかったです」と明かした。選手生命に関わる恐れもあっただけに、手術という決断は賢明だったと言っていいだろう。

 現状では、来シーズンの具体的な目標などはまだ見えていないのが現状。しかし、“負けない男”はさらに強くなってマウンドに戻ってくるはずだ。

文●THE DIGEST取材班

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