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FAソトとのメガディールは「元を取るのが容易でない」とNY紙が見解。ナ・リーグ球団幹部は大谷翔平を引き合いに言及「あまりに異常でクレイジー」

THE DIGEST編集部

2024.12.07

莫大な経済効果を生み出している大谷。(C)Getty Images

莫大な経済効果を生み出している大谷。(C)Getty Images

 日本人スターの経済効果が凄まじい。

 今オフにニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、プロスポーツ史上最高額の契約を結ぶ可能性が指摘されているフアン・ソト。しかし現地12月6日、ニューヨークの地元紙『New York Post』は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と比較したうえで、「元を取るのが容易ではないだろう」との見解を示した。

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 スポンサーシップのデータ分析会社『SponsorUnited』によれば、大谷加入後のドジャースのスポンサー収入は前期比で7000万ドル(約105億円)以上増加した。ドジャースだけでなく、その対戦チームにも日本企業から広告スペースを求める連絡が相次ぎ、さらにメジャー最多の観客動員数、MLBトップのユニフォーム売り上げなど、その影響力は計り知れない。

 こうした状況を踏まえ、『SponsorUnited』の創設者兼CEOを務めるボブ・リンチ氏は、「ショウヘイが国全体を引き連れてきた」と絶賛。さらに同じく『New York Post』は「目玉が飛び出るような契約内容にもかかわらず、世界的な注目のなかでオオタニが姿を現すだけで元が取れてしまう」「彼のプレーはボーナスに過ぎない」とも伝え、球場外の経済効果を強調した。

 一方、今オフFA市場の目玉であるソトに関しては、「対価を支払えるかもしれないが、それはパフォーマンスによってのみだ」と分析する。ドジャースの社長兼CEOを務めていたデニス・マニオン氏は、「彼らがコンスタントに勝ち続ければ、(ソトとの契約は)元が取れる」と語ったというが、同紙が指摘する通り「オオタニの稼ぐ力には誰もかなわない」と答えている。

 この他にもナ・リーグのある球団幹部は、「オオタニの件があまりに異常でクレイジーだ」と言及。やはり日本人スターは、米球界でも傑出した存在のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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