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MLB

トレード放出候補にモニアック、アデル、左腕デトマーズら主力の名を列挙... 積極補強のエ軍、番記者はさらなる選手獲得を有力視

THE DIGEST編集部

2024.12.08

今季の投球回は87.1と年間を通じフル稼働とはいかなかったデトマーズ。トレード候補にも挙げられている。(C) Getty Images

今季の投球回は87.1と年間を通じフル稼働とはいかなかったデトマーズ。トレード候補にも挙げられている。(C) Getty Images

 メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・エンジェルスはこのオフシーズン、菊池雄星をはじめとしてFAやトレードで積極的に選手獲得を進めてきた。ここまでの動きを踏まえ、メジャー公式サイト『MLB.com』のエンジェルス担当、レッド・ボリンジャー記者はチームの補強ポイントやペリー・ミナシアンGMの構想などについても見解を示している。

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 現地12月6日の同サイト上において、ボリンジャー氏による特集記事が掲載されている。その中で、同8日から開催となるオフシーズンの一大イベント、各球団運営関係者が集うMLBウィンターミーティングでもエンジェルスが「引き続き選手層の充実を図る予定だ」などと見通している。

 その上でボリンジャー氏は、現在までの補強を振り返るとともに、「リリーフ陣の強化がまだ手つかず」と指摘。救援陣の補強が必要であるとして、「若き剛腕クローザーのベン・ジョイスや、トミー・ジョン手術を終えたロバート・スティーブンソンを中心に構築する計画だ。ブルペン陣は後半戦にメジャー6位の防御率3.24を記録するなど好投したが、ミナシアンは効果的なリリーフオプションは多ければ多いほど良いと捉えているようだ」と説いている。

 また、チーム内でのトレード要員となり得る選手名も挙げており、野手陣については、「ホルヘ・ソレアの加入により外野陣が混雑しているため、ミッキー・モニアックやジョー・アデルがトレード候補と見なされる可能性がある」と予想。さらに、投手に関しても「左腕リード・デトマーズは、素質はあるが安定性に欠けるため、環境を変えることで成長を期待される存在になるかもしれない」として、2シーズン連続で4勝と伸び悩む25歳の名前も並べた。

 ボリンジャー氏はこの先補強について、「先発投手、リリーフ投手、そしてパワーのあるコーナー内野手を必要としている。ユウセイ・キクチとの3年6300万ドルの契約が目立つが、ミナシアンは今後の可能性を排除していない」として、各ポジションにおいての、さらなる有力選手獲得もあり得ると強調している。

 同氏は、エンジェルスに対し、「今オフシーズン、ここまで活発に動いた球団はなかった」として、トレードやFAでの補強を高く評価している。12月12日までの期間で行なわれるウィンターミーティングを通じて、ミナシアンGMをはじめエンジェルス関係者は、再び周囲が驚くような契約を成立させるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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