☆ストイックさも武器の即戦力期待の右腕
「ハマのエース。チームに貢献し、リーグ優勝、そして日本一2連覇の一員となれるよう頑張ります!」7日に横浜の観光地の一つ、大さん橋ホールで華々しく行なわれた新入団選手発表会『BRAND NEW STAR EVENT 2025』で、ドラフト1位・竹田祐ははっきりとした口調で宣言した。
【画像】優勝パレードに華を添えたDeNAチアダンスチーム「diana」を特集! 真新しい背番号12と自らのネームの入ったユニホームに初めて袖を通し、「自分はもう小さい頃からプロ野球選手になることが夢だったので、やっとプロ野球選手になれたんだなっていう気持ちと、あとは次のステージでやっていくっていうワクワク感でいっぱいです」と引き締まった表情で喜びを表現した。
「しっかり投げて結果出せばエースになれると思うので、1年目なんですけど、しっかり自分を出していければいい。エースって任せられた試合を絶対勝つのがエースだと思うので、みんなからの信頼もありますし、そういう試合を任せられるような投手になれればいいなと思います」と語る姿は、自信に満ち溢れていた。
ゲームメイク能力に長ける即戦力期待の社会人右腕に対し、担当した藤田和男スカウトは「今年の都市対抗予選を見たら、相手の打球が前に飛んでなくて」と圧巻のピッチングを間近でチェック。「僕も近畿の社会人野球を経験した身として、これはいける」と確信したと告白した。
さらに「彼は去年のシーズン前に、しっかり2023年ドラフト1位になるっていう目標を立ててました。その中で、スタッフやトレーナーと相談しながら、ホワイトボードいっぱいにドラフト1位になるためには何が必要かっていうのをびっしり書いてました。体脂肪率が何パーセント、体重何キロとか本当に細かいとこまで研究して、それを1年間やり通したんですけどドラフトに指名されなくて…」と挫折を経験していたことも明かす。
「球団の方もちょっとマイナスな雰囲気を出してしまうんじゃないかと心配したらしいんですけど、彼はもう1回2024年ドラフト1位になるっていう目標を立てて、もう1回ホワイトボードをぎっしりやるべきことを書き込んで、それを写真に撮って、ずっと携帯の待ち受けにして1年間過ごしたんです。そういう話を聞いて、そこまでの子はいないなと思ってます」と、藤田スカウトは目標に向かってひたむきに取り組む愚直さに惚れ込んだと言い切った。
その待ち受け画面は未だにそのままで、「2023年はすごく悔しいシーズンになったので」と胸に刻み続け「今年がプロの世界に行くのはラストチャンスだと思って、毎日毎日後悔がないように練習してきたので、その結果がドラフト1位となってすごく良かったなと思います」と少しだけ表情が和らいだ。
☆ユニークさも兼ね備える25歳
ストイックに、ひたむきに野球に取り組む反面、三浦大輔監督の隣で「よく昔パワプロで使わせていただきました」と会釈し笑いを取るなど、明るい面も披露。その後もビデオメッセージで元チームメイトに歌が得意と暴露されると、「マジか」と言いつつ「平井堅さんのアニバーサリーを歌います!」と意を決して、1曲歌い切った。無茶振りを振り返り「最悪」と思わず口にしたが「こういうのもアリじゃないですかね。高校生の時から結構無茶振りとかあったんで、すんなり行けたと思います」とサラリと言ってのけた。
野球にはストイックに、プライベートでは和やかに。剛柔兼ね備えた25歳の若者なら「自分との戦い。まずそこに勝って、プロのグラウンドで戦っていけるように」という三浦監督の言葉通りに、プロの荒波を越えていってくれそうだ。
取材・文●萩原孝弘
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「ハマのエース。チームに貢献し、リーグ優勝、そして日本一2連覇の一員となれるよう頑張ります!」7日に横浜の観光地の一つ、大さん橋ホールで華々しく行なわれた新入団選手発表会『BRAND NEW STAR EVENT 2025』で、ドラフト1位・竹田祐ははっきりとした口調で宣言した。
【画像】優勝パレードに華を添えたDeNAチアダンスチーム「diana」を特集! 真新しい背番号12と自らのネームの入ったユニホームに初めて袖を通し、「自分はもう小さい頃からプロ野球選手になることが夢だったので、やっとプロ野球選手になれたんだなっていう気持ちと、あとは次のステージでやっていくっていうワクワク感でいっぱいです」と引き締まった表情で喜びを表現した。
「しっかり投げて結果出せばエースになれると思うので、1年目なんですけど、しっかり自分を出していければいい。エースって任せられた試合を絶対勝つのがエースだと思うので、みんなからの信頼もありますし、そういう試合を任せられるような投手になれればいいなと思います」と語る姿は、自信に満ち溢れていた。
ゲームメイク能力に長ける即戦力期待の社会人右腕に対し、担当した藤田和男スカウトは「今年の都市対抗予選を見たら、相手の打球が前に飛んでなくて」と圧巻のピッチングを間近でチェック。「僕も近畿の社会人野球を経験した身として、これはいける」と確信したと告白した。
さらに「彼は去年のシーズン前に、しっかり2023年ドラフト1位になるっていう目標を立ててました。その中で、スタッフやトレーナーと相談しながら、ホワイトボードいっぱいにドラフト1位になるためには何が必要かっていうのをびっしり書いてました。体脂肪率が何パーセント、体重何キロとか本当に細かいとこまで研究して、それを1年間やり通したんですけどドラフトに指名されなくて…」と挫折を経験していたことも明かす。
「球団の方もちょっとマイナスな雰囲気を出してしまうんじゃないかと心配したらしいんですけど、彼はもう1回2024年ドラフト1位になるっていう目標を立てて、もう1回ホワイトボードをぎっしりやるべきことを書き込んで、それを写真に撮って、ずっと携帯の待ち受けにして1年間過ごしたんです。そういう話を聞いて、そこまでの子はいないなと思ってます」と、藤田スカウトは目標に向かってひたむきに取り組む愚直さに惚れ込んだと言い切った。
その待ち受け画面は未だにそのままで、「2023年はすごく悔しいシーズンになったので」と胸に刻み続け「今年がプロの世界に行くのはラストチャンスだと思って、毎日毎日後悔がないように練習してきたので、その結果がドラフト1位となってすごく良かったなと思います」と少しだけ表情が和らいだ。
☆ユニークさも兼ね備える25歳
ストイックに、ひたむきに野球に取り組む反面、三浦大輔監督の隣で「よく昔パワプロで使わせていただきました」と会釈し笑いを取るなど、明るい面も披露。その後もビデオメッセージで元チームメイトに歌が得意と暴露されると、「マジか」と言いつつ「平井堅さんのアニバーサリーを歌います!」と意を決して、1曲歌い切った。無茶振りを振り返り「最悪」と思わず口にしたが「こういうのもアリじゃないですかね。高校生の時から結構無茶振りとかあったんで、すんなり行けたと思います」とサラリと言ってのけた。
野球にはストイックに、プライベートでは和やかに。剛柔兼ね備えた25歳の若者なら「自分との戦い。まずそこに勝って、プロのグラウンドで戦っていけるように」という三浦監督の言葉通りに、プロの荒波を越えていってくれそうだ。
取材・文●萩原孝弘
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