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鈴木誠也は“トレード”されるのか? 米メディアは放出なら「確実な見返りが得られる」と価値の高さを指摘「他球団が獲得したいと考える選手」

THE DIGEST編集部

2024.12.09

トレードの噂が持ち上がった鈴木。はたして新天地に移ることになるのか。(C) Getty Images

トレードの噂が持ち上がった鈴木。はたして新天地に移ることになるのか。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの鈴木誠也は、ウィンター・ミーティング開催直前で「トレード放出」の可能性が浮上している。米ジャーナリストのジョエル・シャーマン氏が鈴木、さらに同僚のコディ・ベリンジャーのいずれかが今オフ、他球団への移籍が有力であると現地メディアを通じて伝えた。

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 この報道を受け、『Sports Illustrated』が現地時間12月7日、鈴木、ベリンジャーのトレードについて見解を示している。

 同メディアでは、2人を含めたカブス外野陣は高年俸選手が揃っているとして、「オフシーズン中に誰かを移籍させる必要があるだろう」などと主張。また両者の契約内容や昨季までの活躍を比較した上で、「ベリンジャーを放出するほうがはるかにチームにとって痛手が少ない」と指摘する。

 だがその一方で、「カブスがベリンジャーを引き受けるチームを見つけられない場合、スズキがトレードの対象となる可能性がある」などと見込んでおり、鈴木放出となった場合、「非常に確実な見返りを得られる可能性もあり、カブスが実際に彼をトレードに出すつもりなら、市場で最も価値のあるトレードの一つとなるはずだ」などと論じている。

 また、鈴木に対しては、「シカゴで最も生産性が高く、安定した攻撃力を持つ選手である」と評価するとともに、「放出することは、ファンの間では間違いなく不評を買うだろう」と予想する。

 加えて、鈴木やベリンジャーがそれぞれ、トレード拒否権を有しているとして、「移籍を難しくするもう一つの要因」であるとして、放出が簡単ではないと説明。「チームが望む取引については、選手本人の承認が必要になる」などと明かしている。

 その上で同メディアは、「しかし、もしどちらかを放出するとなれば、スズキのほうがトレード可能な資産としてはるかに魅力的であり、他球団がぜひ獲得したいと考える選手になるのではないだろうか」として、移籍市場における鈴木の価値の高さを強調している。

 過去2シーズンでは打線の主軸として十分な成績を残し、昨季は指名打者の役割も担った鈴木。突如として浮かび上がったトレード話だがオフの現在での高い評価も、今後の去就を見越し極めて興味深い事実と言えるだろう。はたしてメジャー4シーズン目の来季、鈴木はどの球団でプレーすることになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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