ロサンゼルス・ドジャースからFAの右腕ウォーカー・ビューラーの争奪戦にボストン・レッドソックスが参戦したことをMLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』が伝えた。

　今季ドジャースの世界一に貢献した右腕の争奪戦が激化。MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は記事の中で「ボストン・レッドソックスは先発投手を探しており、ウォーカー・ビューラーもレッドソックスが関心を持っているフリーエージェントの一人だ」と報じた。

　30歳右腕について、同メディアは、「2018年から21年まで、彼は564イニングを投げ、９回あたり『2.82』の自責点を許し、27.7%の三振率、6.1%の四球率、44.7%のゴロ率を記録した。また、その間にド軍で15回のポストシーズンに先発登板し、好成績を残している」と過去の活躍を紹介。しかし、「22年には、キャリア２度目となるトミー・ジョン手術を受け、23年シーズンを全休。今シーズンもすぐには回復できなかった。24年は16試合に先発し、最も顕著なのは防御率5.38という厳しい結果に終わったことだ。三振率 18.6%はリーグ平均を下回り、以前の調子からも大きくかけ離れている」と指摘した

【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け！
  　その上で、同専門サイトは「比較的安価で獲得できる可能性は高いが、それがお買い得になるか、無駄になるかのどちらかだ」と予想。しかし、FA市場では７球団近くから興味を持たれており、「最近の成績とは裏腹にビューラーは今冬かなり人気があることを証明している。すでにアトランタ・ブレーブス、アスレティックス、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、シカゴ・カブス、デトロイト・タイガース、そしてボストン・レッドソックスの関心を集めている」と伝えている。

　複数球団から注目を集める右腕ビューラーは、今季ドジャースで16試合に先発登板。75.1イニングを投げて、防御率5.38、１勝６敗、64奪三振、暴投３回、QS率18.8、被打率.289、K/BB2.29、WHIP1.55の成績を残している。

構成●THE DIGEST編集部

ソトが"大谷超え"！15年総額1147億円契約でメッツ移籍「プロスポーツ史上最大の契約」と米記者反応「この数字は異常だ（笑）」

鈴木誠也にトレードの噂「獲得を検討するべき」ガーディアンズ担当記者が熱望！ 「守備のマイナス面を、攻撃のプラス面がはるかに上回る」