ロサンゼルス・エンジェルスがワシントン・ナショナルズからFAの内野手カーター・キーブームとマイナー契約を交わしたことをMLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』が伝えた。
27歳キーブームは、2016年ドラフト1巡目指名でナショナルズに入団。打撃に定評があった元トップ100プロスペクト選手で、今オフにナ軍からフリーエージェント(FA)となっていた。
同専門サイトは、「エンジェルスは内野手のキーブームとマイナーリーグ契約を結んだという。詳細は明かされていないが、契約には、エ軍のメジャーリーグ春季キャンプへの招待が含まれている可能性が高い」と報じた。
キーブームについて、同専門サイトは「アンソニー・レンドーンと同じチームになるというのは皮肉なことだ」と記し、ナ軍時代も同僚だったレンドーンと再び同じチームに所属することになったことについて言及。続けて、「なぜならキーブームはかつてナショナルズでレンドーンの後継者となる三塁手と見られていたからだ」と指摘した。
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しかし、そんな有望視されていたキーブームについて、同専門サイトは「残念ながら、彼はメジャーでのキャリア(133試合、508打席)はまだ1シーズンにも満たない。キーブームは508打席で打率.199、出塁率.297、長打率.301を記録しており、トミー・ジョン手術からの回復でシーズンの大半を欠場したため、22年はメジャーでの試合に出場していない。また23年にナ軍で27試合に出場した後、40人ロースターから完全に外されたため、シーズン全体をトリプルAで過ごしていた」と記し、メジャーでの経験が少ないことを伝えた。
その上で、同専門サイトは「アナハイムで遅咲きの選手になれるかどうか試されることになるだろう。当然ながら、彼は三塁手のスターターには適さないだろうが、少なくともエ軍はレンドーン以外の三塁手候補を探しているので、キーブームは春季トレーニングの競争でロースターの座を勝ち取るチャンスがあるかもしれない」と指摘した。
また「主に三塁手であるキーブームは、他の3つの内野のポジションでキャリア経験を積んでおり、それが彼のポジション獲得に有利に働くかもしれない」とも伝えている。
同選手は、MLB通算で133試合に出場。打率.199、12本塁打、42打点、出塁率.297、長打率.301、OPS.598の成績を残している。
構成●THE DIGEST編集部
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また「主に三塁手であるキーブームは、他の3つの内野のポジションでキャリア経験を積んでおり、それが彼のポジション獲得に有利に働くかもしれない」とも伝えている。
同選手は、MLB通算で133試合に出場。打率.199、12本塁打、42打点、出塁率.297、長打率.301、OPS.598の成績を残している。
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