ロサンゼルス・ドジャースと、フリーエージェントとなっている外野手テオスカー・ヘルナンデスの契約交渉が難航していることが、現地11日にドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によって報じられた。

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　米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者によると、「ヘルナンデスはドジャース移籍を希望しているものの、フアン・ソトを獲得できなかった他のチームからもオファーを受けており、契約条件をめぐる交渉が難航している」という。

　ソトがニューヨーク・メッツに移籍したことを受け、ドジャースのほか、ボストン・レッドソックス、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキースの4チームが、ヘルナンデスに興味を示していると言われている。
  　ナイチンゲール記者は、ヘルナンデスとの契約にまつわる現在の進捗について、「ドジャースと契約すると思うが、おそらくドジャースが当初考えていたよりも少し高額になる。ヘルナンデスは3年6500万ドル(98.8億円)～7000万ドル(106.4億円)の契約ではなく、4年で8000万ドル(121.6億円)以上の契約を結んで4年目を迎えたいと考えている」と言及した。

　また、同記者によれば、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は、ヘルナンデスと交渉について「答えるのは難しい。彼は素晴らしいシーズンを送ったし、彼は素晴らしいポジションに身を置き、彼がドジャースに戻りたいと話していることを知っていますし、私たちも彼と話している」と述べ、ヘルナンデス獲得を希望していることを表明。しかしながら、「彼が他チームと契約した場合、私たちは彼を祝福するしかありません」とも述べており、契約交渉が難航していることを示唆した。

　ヘルナンデスは、今シーズンもドジャースでプレーしたいと考えている。しかし、他のチームからも高額なオファーを受けており、最終的にどのチームと契約するのか注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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