常勝球団の指揮官が栄誉に輝いた。
現地12月11日、米専門誌『Baseball America』はロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督を最優秀監督賞に選出した。「絶対に結果が求められるビジネスで、ロバーツ監督は24年に結果を残した」と、2020年以来4年ぶり8度目のワールドシリーズ(WS)制覇に導いた手腕を評価した。
ドジャースは負傷者続出に悩まされながらも、レギュラーシーズンで両リーグ最多の98勝をマーク。ポストシーズンでは、サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ、ニューヨーク・メッツとのリーグ優勝決定シリーズで33イニング連続無失点を記録するなど、印象的な勝ち上がりでワールドチャンピオンへと駆け上がった。
同誌に執筆するビル・プランケット記者は、「どのチームよりも投手の怪我に悩まされたが、その中でドジャースを球界最高の成績に導いている」と称賛。「健康な先発投手が3人しかいないなか、過去8年で4度目のリーグ優勝、過去5年で2度目のWS制覇、フルシーズンで1988年以来の世界一に輝いた」と強調した。
【動画】現役時代のロバーツ監督が剛腕シリングから放った3ラン本塁打
さらにメッツとのリーグ優勝決定シリーズ、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズを振り返り、「ロバーツ監督の決断が的確だった。評価に値する」と記述。「通算勝率.627が現役監督で1位、歴代では5位。ポストシーズン勝利数が歴代6位だ。彼より上に立つ5人のうち3人は殿堂入りしている」と続けた。
選手からも厚い信頼を寄せられているロバーツ監督の手腕には、来季以降も注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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選手からも厚い信頼を寄せられているロバーツ監督の手腕には、来季以降も注目したい。
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