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海外FA権行使の広島・九里亜蓮が急転直下オリックスに電撃移籍! 衝撃決着に歓喜、複雑の声も「フロント有能すぎる」「残って欲しかったが」

THE DIGEST編集部

2024.12.12

海外FA権を行使した広島の九里(右)は急転、オリックス入りが決定。昨年の球宴では杉本(左)と笑顔を交わした。写真:鈴木颯太朗

 急転直下の電撃決定だ。

 12月12日、オリックスは広島から海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー移籍を目指していた九里亜蓮と契約を締結したことを発表した。2021年に最多勝(13勝)を獲得した右腕がパ・リーグ5位からの巻き返しを図るチームに加わった。

 突然のニュースに野球ファンの衝撃が広がっている。今季で広島と3年契約を終え、11月12日に海外FA権の行使を発表した九里。プロ1年目から先発と中継ぎで登板し、16年からチームの3連覇に貢献した右腕は9年連続で20試合登板のタフネスさを発揮。昨年は自己最多の26試合に先発し、3つの完封を含むリーグ最多の174回1/3イニングを記録した。

 そんな33歳はメジャー挑戦を視野に入れていたものの、熟考の末に国内他球団への移籍を決断。先発投手の強化をテーマにしていたオリックスの熱意に気持ちが傾いたようだ。
 
 球団の公式ホームページ上でも発表された九里の加入はネット上でも大きな話題となっており、オリックスファンの歓喜や広島ファンの複雑な胸中が溢れている。

「これは大きい。フロントが有能すぎる」
「ラオウ(杉本裕太郎の愛称)さんのお友達じゃないですか!?」
「まさかのサプライズ!やるやん」
「カープファンとしては残念だけど、同一リーグに行かなかったのはホッとした」
「残って欲しかったというのが正直なところ」
「まじか…寂しいな」

 プロ11年目で大きな決断を下した九里。来季から背番号を「18」に変更するエースの宮城大弥を軸に頼もしい右腕の加入はリーグ優勝奪還を狙うオリックスにとって、大きなプラスだ。

構成●THE DIGEST編集部

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