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「ライトに戻ることになるだろう」 ソト移籍のヤ軍、来季ジャッジの右翼復帰をGMが示唆。現地メディアも「ゴールドグラブ級の実力」と期待

THE DIGEST編集部

2024.12.12

ヤンキースの主砲ジャッジ。来季はライトが定位置となりそうだ。(C) Getty Images

ヤンキースの主砲ジャッジ。来季はライトが定位置となりそうだ。(C) Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジが来シーズン、プロ入り以降長く定位置としていた右翼のポジションを守る見通しだと、米国内メディアが報じている。スポーツサイト『Sports Illustrated』が現地時間12月10日に配信したトピックにおいて、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMがジャッジのライト復帰を示唆したことを伝えた。

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 12月8日、FAとなっていたフアン・ソトのニューヨーク・メッツ入りが発表されたことを受け、キャッシュマンGMがプランを明かしており、「ソトがいなくなった今、ジャッジをセンターに配置するのがチームにとって最適だとは考えにくい。だから、彼がライトに戻ることになるだろうが、まだ様子を見ている段階だ」と語ったコメントを紹介している。

 2023年シーズン終了後、トレードでソトがヤンキースに移籍したことで、ジャッジは今季、センターで常時出場を果すこととなった。同メディアでも、「ソト加入以前、ジャッジはキャリアの半分以上でライトを守っており、センターに就いたのは2021年からだった」などとこれまでのポジションを振り返っており、その上で、「ジャッジはセンターでも安定した守備を見せていたが、ゴールドグラブ級の実力を持つライトでプレーする方がチームにとってはプラスといえる」と説明。

 さらに、「空いたセンターには、ヤンキースのナンバーワンプロスペクトであり、生来の中堅手である、ジェイソン・ドミンゲスを就かせることができる」として、若手プレーヤーの起用へ期待を寄せた。

 また、キャッシュマンGMはジャッジの右翼への再転向が既定路線であるとしながらも、ソトの移籍決定直後であることから、「ウィンターミーティングを終えて、何が起きるか様子を見なければならないし、予想外の展開もあるだろう」と述べており、各ポジションは今後、正式決定されると強調している。

 同メディアは、これらのキャッシュマンGMのコメントを踏まえた上で、「2025年シーズン序盤で33歳を迎えるジャッジに、センターの守備を任せるのは避けたいというのがクラブの意向だろう」などと見通している。

 ジャッジは今季もキャプテンの役割を担い、チームを牽引しワールドシリーズ出場へと導いた。そして自身2度目のア・リーグMVPにも選出されている。本来のポジションに戻ることで、来季も驚異的なパフォーマンスをみせてくれるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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