急転直下での決着になるのか。
12月15日、楽天を自由契約になった田中将大を巨人が獲得調査に乗り出していることが一部スポーツ紙の報道で明らかになった。巨人の阿部慎之助監督が加入を熱望しているようで、本人が入団の意思を固めたという報道もある。
日米通算200勝まで、あと3勝に迫った右腕の新天地がほぼ確定した。プロ1年目から楽天の投手陣の大黒柱として活躍し、2013年には24勝0敗と圧倒的な成績を残して球団創設初の日本一に導くと翌年からはメジャーに挑戦。名門ニューヨーク・ヤンキースで先発ローテの柱として通算78勝を挙げ、21年に古巣復帰を果たした。今シーズンは昨年10月に受けた右肘手術の影響もあり、1軍でわずか1試合の登板(0勝1敗)に終わると、シーズン後に推定年俸2億6000万円から大幅な減額提示を受け、「期待されていない」「居場所がない」との理由で今オフに楽天退団を表明していた。
かつて、NYでメジャーリーガーをなぎ倒した日本人右腕の動向は米メディアでも小さくない話題となっているようだ。MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は「マサヒロ・タナカが日本の伝統的な球団である読売ジャイアンツと契約を結んだという。契約条件はまだ明らかになっていないが、同選手は長いキャリアの中で初めてNPBの新チームに入団することになるようだ」と報じた。
同メディアは、「36歳のタナカは、NPBとMLBの間で長く成功したキャリアを楽しんできた。ニューヨークで20試合に登板し、防御率2.77、FIP3.04という素晴らしい成績を残し、オールスター出場とアメリカン・リーグ新人王投票5位入賞を果たした」と言及。メジャー初年度での輝かしい実績を振り返りながら、右腕の巨人入りを興味深く綴った。
近年は「数字(実力)の衰えが顕著」と鋭く指摘しながら、「読売は右腕にチャンスを与えようとしているようだ。チームの長年のベテランであるトモユキ・スガノ(菅野智之)がメジャーリーグへの移籍の可能性を探っているからだ」と記し、今季最多勝(15勝)を挙げ4年ぶりのリーグMVPを受賞した菅野の代役として白羽の矢が立ったと紹介された。
巨人は16日、中日を退団した守護神のライデル・マルティネスの獲得を正式発表し、先発陣の補強が課題となっていた。そこにメジャーを含め経験豊富な球界を代表する右腕の加入が実現すれば、リーグ連覇を目指す阿部ジャイアンツにとって大きなプラスに働きそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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日米通算200勝まで、あと3勝に迫った右腕の新天地がほぼ確定した。プロ1年目から楽天の投手陣の大黒柱として活躍し、2013年には24勝0敗と圧倒的な成績を残して球団創設初の日本一に導くと翌年からはメジャーに挑戦。名門ニューヨーク・ヤンキースで先発ローテの柱として通算78勝を挙げ、21年に古巣復帰を果たした。今シーズンは昨年10月に受けた右肘手術の影響もあり、1軍でわずか1試合の登板(0勝1敗)に終わると、シーズン後に推定年俸2億6000万円から大幅な減額提示を受け、「期待されていない」「居場所がない」との理由で今オフに楽天退団を表明していた。
かつて、NYでメジャーリーガーをなぎ倒した日本人右腕の動向は米メディアでも小さくない話題となっているようだ。MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は「マサヒロ・タナカが日本の伝統的な球団である読売ジャイアンツと契約を結んだという。契約条件はまだ明らかになっていないが、同選手は長いキャリアの中で初めてNPBの新チームに入団することになるようだ」と報じた。
同メディアは、「36歳のタナカは、NPBとMLBの間で長く成功したキャリアを楽しんできた。ニューヨークで20試合に登板し、防御率2.77、FIP3.04という素晴らしい成績を残し、オールスター出場とアメリカン・リーグ新人王投票5位入賞を果たした」と言及。メジャー初年度での輝かしい実績を振り返りながら、右腕の巨人入りを興味深く綴った。
近年は「数字(実力)の衰えが顕著」と鋭く指摘しながら、「読売は右腕にチャンスを与えようとしているようだ。チームの長年のベテランであるトモユキ・スガノ(菅野智之)がメジャーリーグへの移籍の可能性を探っているからだ」と記し、今季最多勝(15勝)を挙げ4年ぶりのリーグMVPを受賞した菅野の代役として白羽の矢が立ったと紹介された。
巨人は16日、中日を退団した守護神のライデル・マルティネスの獲得を正式発表し、先発陣の補強が課題となっていた。そこにメジャーを含め経験豊富な球界を代表する右腕の加入が実現すれば、リーグ連覇を目指す阿部ジャイアンツにとって大きなプラスに働きそうだ。
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