サンディエゴ・パドレスのマイケル・キング投手が、MLB公認アナリストで“ピッチング・ニンジャ”の愛称でも知られるロブ・フリードマン氏と会談し、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平について語った。米誌『Sports Illustrated』が報じた。
「キングが、オオタニへの投球がほぼ不可能である理由を説明した。オオタニは球界のどの選手とも違う。過去4シーズンで3度のMVPを獲得した打者が、投手にとって手ごわい相手なのは驚くことではない。実際にオオタニと対戦した投手のコメントは、MVP打者との対戦がいかに困難で、難しいのかが明確となる」
キングがフリードマン氏に対して、このように大谷との対戦を振り返った。
「4分割したストライクゾーンを完全にコントロールしなければいけないんだ。それぞれのゾーンに複数の球種を投げていても、ある特定のエリアにとどまってはいけない。打たれるのは明白だからね」
パドレスのスカウティングレポートには、大谷を攻略するには内角攻めが有効だと記されていたという。
「スカウティングに従って内角高めにフォーシームを投げたんだけど、彼はそのボールを110マイル(約177キロ)でライト線に打ち返したんだ」
大谷の対応能力の高さについては、ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)との対戦を例に挙げた。現地6月6日、ドラフト全体1位指名のスキーンズと対戦した大谷は、第1打席で100マイル(約160キロ)を超えるフォーシームで3球三振。しかし第2打席ではその剛速球をはじき返して、中越えアーチを放った。
【動画】スキーンズとの対戦を振り返った大谷翔平
そう語ったキングは、大谷との対戦を誇りに思って取り組んでいる。
「最高の打者と対戦するのは自分にとって、いいチャレンジだ。そして最高の打者を倒したい。最高の打者に投げ込むのは、幸せなことでもあり、災いでもある。抑えることもあるし、打たれることもある。ネコとネズミのやり合いのようで、本当に楽しいね。最高の打者と対戦できるのは投手冥利に尽きるよ」
キングと大谷の2024年の対戦は、ポストシーズンを合わせて17打数7安打、打率.412、3本塁打、4打点と大谷の圧勝だった。はたして25年シーズンはどのような対戦が見られるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「スカウティングに従って内角高めにフォーシームを投げたんだけど、彼はそのボールを110マイル(約177キロ)でライト線に打ち返したんだ」
大谷の対応能力の高さについては、ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)との対戦を例に挙げた。現地6月6日、ドラフト全体1位指名のスキーンズと対戦した大谷は、第1打席で100マイル(約160キロ)を超えるフォーシームで3球三振。しかし第2打席ではその剛速球をはじき返して、中越えアーチを放った。
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