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MLBが厳選した“今季最もエキサイティングな結末”に大谷翔平のサヨナラ満塁弾「40-40」達成がトップ5入り! 「忘れられない瞬間」と絶賛

THE DIGEST編集部

2024.12.28

サヨナラ満塁HRで「40-40」を達成した大谷(真ん中)。(C) Getty Images

サヨナラ満塁HRで「40-40」を達成した大谷(真ん中)。(C) Getty Images

 MLB公式サイトは現地12月27日、2024年シーズンで「最もエキサイティングだった結末トップ30」を発表し、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が満塁ホームランで史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」を達成したシーンをトップ5にピックアップし、「忘れられない瞬間だ」と絶賛した。なお、ナンバー1はワールドシリーズ第1戦のフレディ・フリーマン(ドジャース)のサヨナラ満塁ホームランだった。

 ド派手なアーチで金字塔を刻んだ。現地8月23日、本拠地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に1番・指名打者で先発出場した大谷は3点を追う4回に先頭バッターで打席に立ち、インコース低めのボールに詰まりながらもショートへの内野安打で出塁。このあと、1死一塁となってから二盗を成功させ、メジャー7年目で自身初となるシーズン40盗塁に到達した。

 チームが5回に同点に追い付き、3対3のまま試合は9回へ。2死満塁のチャンスで大谷に第5打席が回ってきて、初球のスライダーを一閃。鋭く振り抜いた打球はセンター後方のスタンドまで運ぶ40号サヨナラ満塁ホームランで、ドジャースは5連勝。大谷はMLB史上最速となる出場126試合目で「40-40」クラブ入りを果たした。
 
 試合後にはグラウンドでインタビューに応じていた大谷の後ろからチームメイトのテオスカー・ヘルナンデスが豪快に水をかけられ、地元放送局『SportsNet LA』の名物女性リポーターであるキルステン・ワトソンさんも巻き添えになるほど、びしょ濡れになった。そんな手荒い祝福にも眩しい笑顔を振り舞いていた大谷は「40-40」を達成したことについて聞かれると、「もちろんそれも嬉しいし、何より最後に打てて勝てたことがドジャースに来て今のところ一番の思い出になっています」と興奮した様子で話していた。

 MLB公式サイトはこの場面について、「ショウヘイ・オオタニは、40-40クラブ入りをさらに特別なものにする方法を見つけた。彼はのちにMLB史上初となる50-50を記録し、キャリア3度目となるリーグMVPに輝いたのである」と、さらなる記録更新を成し遂げ、前人未到の領域に到達したことを補足している。

 二刀流復活へ、着々と調整を進めている大谷。来季も背番号17から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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