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プロ野球

【どこよりも早い2025ドラフト候補ランキング│41~50位】神村学園・今村、長崎海星・陣内と九州の大型高校生がランクイン<SLUGGER>

西尾典文

2025.01.01

1年夏から甲子園に出場している今村。大型遊撃手として注目を集めている。写真:THE DIGEST写真部

1年夏から甲子園に出場している今村。大型遊撃手として注目を集めている。写真:THE DIGEST写真部

 2024年のドラフト会議が終わってまだ3ヵ月も経っていないが、各球団のスカウトたちは早くも次のドラフトへ向けて動き出している。年間400試合以上、アマチュア野球を取材するスポーツライターの西尾典文氏が、25年ドラフト候補の最新ランキングを選定した。まずは50位から41位までを紹介しよう。

▼50位:田中多聞[外野手・JFE西日本]
(たなか・たもん/左投左打/呉港高)
高校時代から広島では評判になっていた強打の大型外野手。社会人でも早くから公式戦に出場し、昨年の日本選手権では4試合で4割を超える打率を残した。まだ下位を打つことが多く、確実性には課題が残るが、打者としてのスケールの大きさは魅力だ。
タイプ診断:#強打の外野手

▼49位:田和廉[投手・早稲田大]
(たわ・れん/右投右打/早稲田実)
リリーフタイプの変則本格派右腕。サイド気味から投げ込むストレートは150キロ近いスピードがあり、スライダーとシンカーも独特の変化を見せる。2年時にトミー・ジョン手術を受けたが昨年復帰し、秋は抑えとして見事な活躍を見せた。
タイプ診断:#変則本格派

▼48位:桜井頼之介[投手・東北福祉大]
(さくらい・よりのすけ/右投右打/聖カタリナ高)
力のある投手が多いチームでも不動のエースと言える存在。小柄だが鋭い腕の振りは抜群で145キロを超えるストレートと鋭く変化するカットボールを駆使した投球は安定感抜群だ。昨年は優勝を逃したものの、見事な投球で2季連続での敢闘賞にも輝いた。
タイプ診断:#安定感◎
▼47位:花田旭[外野手・東洋大]
(はなだ・あさひ/右投右打/大阪桐蔭高)
大阪桐蔭では中軸として活躍し、大学でも早くからリーグ戦に出場。芯でとらえた時の打球の勢いと飛距離は大学球界でもトップクラスだ。故障もあってここまで成績は不安定だけに、一部に復帰する春にアピールできれば一気に評価も高くなるだろう。
タイプ診断:#未完の大砲候補

▼46位:鈴木豪太[投手・大阪商業大]
(すずき・ごうた/右投右打/東海大静岡翔洋高)
関西の大学球界を代表する本格派サイドスロー。躍動感溢れるフォームでストレートは数字以上の勢いがあり、打者の手元で微妙に変化するのも特長だ。昨年から主戦となり、春のリーグ戦では防御率0.00をマークしてMVPとベストナインにも輝いた。
タイプ診断:#ミスター0
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